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子どものころ褒められたことを大人になったら褒められないのはなぜ?

今日生徒と話したことがとても印象に残っている。

「なんで下の弟はごはん全部食べただけで褒められるのに、僕は全部食べても褒められないの…..!!」

なんていうか、ほんとそうだよな…..!!とめちゃくちゃ共感した。

いや、もちろん、考えられる理由はたくさんある。

下の弟はまだ小さくて、その生徒はもう大きいから
とか
もともとは褒められてたけど、できるようになったからそれが当たり前になったから
とか

たぶんその生徒に反論する理由はたくさんある

けど、考えてみてたら

同じ行為に対して、どうして褒められたり、褒められなかったりするんだろう(悲しい)
そのときそんな感情が湧き上がった。

みんな赤ちゃんのときはただ笑うだけで、可愛がってくれて褒めてくれて

はじめて立って、歩いた日には、みんな大喜び

ご飯食べる姿も、なんなら失敗した姿もなんでも可愛い

小さな頃、褒めてくれたことを 大人になってから褒められることって何かあるだろうか

朝起きて偉いね(当たり前) 

歩いてすごいね(当たり前) 

ご飯全部食べてえらいね!(当たり前)

なんか褒めるハードルがいつのまにか上がってないかな!?!?

周りもそうだけど、自分自身に対しても。

と思ったら、妙に何気なくしてる行為がとっても愛おしく思えてきて、、、

朝起きてえらい!ほんとえらい!この寒いのに、毛布が離してくれないのに、そんななかちゃんと起きるなんて天才!

歩くってすごいよな。もともと四足歩行から二足歩行になってバランス保ちにくいのに、しかも頭ってすごく重いのにそれでも歩けるってめっちゃすごいよな!!!

っていう思いが湧き上がってきた笑。

当たり前のハードルをちょっと下げてみると、すごいこと、えらいこと、できてることたくさんたくさんある。

例外なくみんな。

自分にも相手にももっと気軽に褒め褒めしてもいいのになぁ

そんなことを思わせてくれた生徒に感謝です笑。








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