胃腸炎仲間の越道くん(vsヴィッセル神戸)
ちかごろ越道くんにシンパシーをかんじてならない。
ホントだったら、ぼくにとっては縁遠いタイプのニンゲン。なにせデカい、手足ながい。中野くんについてってバンビーノのダンソンやっちゃうオープンな性質もお持ちで。そして若い。ぼくの1/2以下。小兵原理主義者でひと見知り、どちらかといえばおじさん好みなぼくからすると、ちかよりがたいこのうえない。
なのに共感をおぼえてしまうのは、やっぱり当日胃腸炎で試合を欠場(欠席)した仲間、同志だから。越道くんは、名古屋グランパス戦だったっけ、スタメンがきまってたのに当日胃腸炎にかかって試合を欠場したけど、ぼくも横浜FC戦の当日に胃腸炎にかかり、トイレからはなれられず欠席した。あれはくやしかったなあ。大スキな三ツ沢を欠席するつらさといったらなかった。おんなじような想いを越道くんもしたんだなとおもったら、なんだか急に彼のことが身近になった。
それからは彼にちょいちょい目がいくように。観てると、あんまりサンフレッチェのサイドにはいなかったシルエット(ガミさんのぞく)だってことに気づいた。あんなデカくて頑丈そうなサイドって近年あんまり見おぼえがない。これで相手選手を腕でおさえながら、ゴリッとボールはこべるようになったらさぞカッコよかろうて。NEXT酒井宏樹選手とぼくは勝手に任命。でもご本人はもう1個前でプレーしたいのかなあ、どうだろ。
課題はボールが足もとや近くにないときなのかしら、若手にありがちなところでいうと。でもこのまえのルヴァンカップ・ヴィッセル神戸戦のキックオフ後数分くらいの、ゲームにあわせてうまいことやってたのをみるとだいじょうぶそうな気もする。
それにしてもそのヴィッセル戦で勝てたのはデカかった。越道くん的にタイヘンデカイ。自分のPK献上で勝ち点ゼロ、ルヴァンカップ敗退もチラつくとなっちゃったら、ミスを反省するだけじゃすまなかったもの。キャプテンの捨て身の一撃(心臓がとまるかと……無事でよかった)と中野くんの右足(と鮎川峻さんのスルー!)でひっくりかえせてホントによかった。これでもおもうぞんぶんミスをふりかえって、くやしがれるハズ。献上直後にふかいところまでボールはこんで意地をみせた(リプレイの映像とかぶってたのがおしい……)くらいだ、ぜったい糧にしてくれる。
……で、あのぉ、ところで、越道くんがステキなのはタイヘンよろしいのですが、カンジンの25番さんのほうはいかがなんでございましょうか。ライバルにこうも活躍されると気が気じゃないんですけど!