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【有料級】未経験でエンジニア転職を成功させた話

はじめに

こんばんは、はろ。です(*´ `*)
年末も近づいてきて、冬季査定後にぼちぼち現状を見つめ直したり、転職に向けて動き出す方もいらっしゃる時期でしょうか?
最近私の周囲でも、「エンジニアやwebデザインに興味がある」というお話をよく耳にします。
コロナをきっかけに在宅やフリーランスという自由な働き方が広まり、それらが叶いやすいこれらの職業の人気が高まっています。
比例するように、「未経験でもWEBデザイナーになろう!」「未経験からエンジニア」と謳うスクールや企業も増えてきました。
ただ、SES営業を経験した私からすると、実力社会のIT業界で実務未経験で飛び込むのは非常に難易度が高いということです。
「人手不足って言われているくらいだから転職しやすそう(*'ω'*)!」なんて安直に考えてはいけません。
厳密には「(即戦力の優秀なエンジニアが)人手不足」なのです。

上記のスクールや企業に飲まれた結果、やりたいことはできず、8時間の労働後に研修ののちに、心身共に疲れ果て、精神疾患を患ってしまった人もたくさん見てきました。
またはスクールに通って、何十万、何百万かけても志望するIT業界にたどり着けなかった人も見てきました。

そこで今回は、実務未経験の私が(職業訓練なし、スクールなし)でエンジニアへの未経験転職に成功したお話を、SES営業や人事の経験で得た知識や経験を交えて解説していきます(*'ω'*)
ぜひ皆様のお役に立てれば幸いです。

実務未経験でも役に立つアピールポイント

勤怠

特に未経験で入社しやすいのはSES企業が多いと思います。
客先で働くということにおいて、まずエンジニアの実務経験がない場合に重要視されるのは勤怠(欠勤、遅刻)です。
なぜなら、SESというのはいわゆる成果物に対しての報酬ではなく、「稼働時間に対して報酬が発生する(精算方法にもよります)」わけですが、多くの場合は「精算幅」という方法にて精算する場合が多いです。
その場合、体調不良などの理由があったにせよ欠勤や遅刻が多い人を客先に入れてしまうとクレームの種になりやすいです。
そのため、前職や学生時代の皆勤や時間に余裕を持った出勤など勤怠の良好さをアピールすると好印象です。

自己学習や職業訓練

実務未経験でOKの求人はないとは言いません。
しかし、あくまで実務であって、本来であれば実務ではないけれどなにかしらの自己学習を既に自分なりに行っていることが望ましいです。
ただ、たまにいらっしゃるのがITに興味があると言っているのに資格勉強や自己学習を全くしていない方はあまりよい印象を持たれません。
今やお金をかけずにYouTubeやネット上でも「○○を作ってみよう」という動画や記事を無料で見られます。
体系的に学びたければ書籍、とっつきやすいところから始めたい方はProgateなどのかわいいイラスト付きのサイトもあります。
そもそもエンジニアにとって検索する力が重要と言っても過言ではないので、「どんな勉強をすればいいのか?」「どこで勉強ができるのか?」などは自分で調べて、なにかしら行動を起こせていると好印象です。
また、有料ですがUdemyなどであれば教材の中で不明点があっても質問ができますし、講師によってはバージョンがあがれば購入後も教材内容のアップデートを行ってくれる方もいるのでお勧めですよ!

また、職業訓練に通うのもひとつの手です。
職業訓練であればスクールよりは通うハードルが低いですし、独学で学ぶのと違って仲間や講師がいて、わからないところを質問できるのがなにより心強い点です。

成果物

職業訓練やスクールだとみんなおなじものを同じように制作するため、転職活動の際に担当者が見飽きていることがあります。自分のつくりたいものがあればそれをオリジナルで制作するのがベストですがそれはハードルが高いと思うので、可能であれば職業訓練やスクールで制作したものはその後によりよく改良やアレンジをして他の人と差を付けられると一歩リードできるでしょう。
私の場合は、実際にUdemyや書籍をなぞっても、言う通りに作れば言う通りのものがもちろん出来るわけで、何度やっても自信がつきませんでした。
だから、API連携を行ったwebアプリを製作して、行く先々の面接の場でお時間を頂いてプレゼンをしました。
結局考えた機能をすべては搭載できてはいないのですが、なんでこれを作ろうと思ったのか、ゼロから見よう見まねで基本設計書(知人のSEさんに添削はしてもらいました)を製作したこと、得た知識を使ってゼロベースから考えた点を高く評価して頂きました。
未経験転職において、1番この準備が効果的だったと思いますので、大変オススメです!
エンジニアさんは面倒見よい方が多いので質問サイトやSNSで頑張ってることを発信していればきっと助言してくれる方はいますよ。
それでも難しい方はこくちーずなどで募集されている交流会などに参加して、友人を作ってみるのもオススメですよ☺️

折衝経験(接客)

寡黙なイメージのあるエンジニア職で、実際エンジニアさんの多くはあまり話すのが得意ではない方が多いです。
ただ、それはPGクラスまでであって、上流工程になればなるほど実は人と話すことの重要度が増すお仕事です。
(この辺も詳細は別記事にしようと思います。)
実際、案件によっては「折衝経験がある人」が求められる人物像とされる場合も多くあります。
前職までで折衝経験のある方はぜひその経験を前向きに語り、上流工程を目指していける人材であることをアピールしましょう。

資格

私の場合は実際に手を動かす経験を積むことを重要視していたため、資格はITパスポート程度しかもっておりませんでした。
実際、IT業界では「結局は実務経験。資格なんて意味ない」なんてよく耳にしますよね、、
しかし、未経験だとSESでは基本情報や応用情報をもっていれば案件に入れる可能性があったり、「実務経験はないけれど最低限の知識はもっているよ」というアピールに使えます。
というわけで、経験があるならもちろんそちらのほうが強いのですが、未経験であれば資格を持っていない人よりは持っている人の方がやはり営業は掛けやすいので転職に余力があれば持っているといいと思います。

継続力

下記と近しい点になりますが、トレンドや最新のツールの移り変わりが激しい分野もあります。
一方で、たくさんのプログラム言語がありますが、基礎的な部分は変わらず、ほんの少し書き方の違いがある程度で応用できることも多いです。
瞬発的な新しいものを取り入れる、興味を持つ好奇心も大事ですが、同じくらい地道な学習や作業をコツコツと積み重ね、継続できる力も非常に重要になります。
たくさんのエラーが発生した時に嫌になって投げ出したくなることもあるでしょう。
しかし、それでも根気強く積み重ねて継続できるかどうかがIT業界への適性でもあると考えられるでしょう。
そのため、昔からずっと続けていることや習慣的に行なっている勉強会などがあれば継続力のアピールになるでしょう。

好奇心が旺盛

分野にもよりますが、特にフロントエンドなどは次から次へと新しいフレームワークやライブラリがでてきたりとかなり移り変わりの激しい世界です。
そのなかで、いつでも好奇心をもって、「もっとよいツールはないか?」
「新しいのが出たらしい、試してみよう!!」と考え、行動できる人はIT業界に向いていると思われやすい
でしょう。
目的にもよりますが、せっかく制作するなら最新のツールやトレンドを取り入れて成果物を作成しておくのもよいでしょう。


結論:実務は未経験でも、自己学習で意欲の高さを!

いかがでしたでしょうか?
IT業界やWeb業界は「PCをもってカフェで優雅にお仕事」「好きな時間に好きな場所で働ける」などと華やかな印象が持たれている一方で、実力主義な世界でもあるため転職のハードルが高いです。
(ちなみにセキュリティの面からカフェでお仕事などは制限される場合が多い)
そのうえ、誤ったキャリアパスを積んでしまうと、なかなかエンジニアになれないままずるずると年齢を重ねてしまったり、挙句の果てにはずっと単純作業ばかりの誰でもできる仕事を与えられてしまう可能性もあります。
どうかあなたの転職が無事に成功しますように、心よりお祈り申し上げます。
何か質問等あればお気軽に質問箱からお待ちしております!それでは

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はろ。/HappinessDesigner
私はこれまでの人生経験をもとに成功も失敗も赤裸々に記事にしております。 いただいたサポートは深く感謝し、クリエイター活動費として使わせていただきます。皆様により有益な情報をお届けできるよう、これからもどうぞよろしくお願い致します。

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