幸せなひと、豊かなるひと
最近のわたくしは、ほぼ社会的交流がなく(笑)一日のうち、外に出ることが全くない日もあれば会話したのが子どもたちだけだった、なんちゅう日もあります。(夫出張時)
昨日と変わることのない今日を明日も続けてゆくような毎日ですが、でも、実は!そんな変化がないようにみえる日々にも
すごーくたくさんの気づき、宝物が隠れてると思っています。
それを見つけられるかどうかはその日、その時、その人次第なんですけれど。もちろん私も見逃し放題な日ももちろんありますけれど。
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去る5月8日の母の日。長女8歳は、数日前からそわそわ。どうやら私へのプレゼントをこっそり(バレバレ)用意してくれているよう。
サプライズで、と考えてくれているわりに
「何が欲しいか言って」
「一緒に買いに行って」
とのご依頼でww
結局、サプライズのプレゼントを一緒に買いに行くというシュールな感じになりました。
ただまぁ買うその瞬間はですね、「ちょっと向こう行ってて!」と言われましたもので、なんの商品を選んでくれたのかは、その日まで謎でした。
娘「あぁはやく5月になればいいのに」
私「なんでなん」
娘「だって母の日やん」
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娘「お母さん、プレゼントもらったらどんな気持ちになる??」
***
娘「今週日曜、母の日やな!」
***
ワクワクと母の日を待つその姿はさしずめ、誕生日間近、贈り物を心待ちにする子どものようで。
いやいや、母の日は、母のためのものやで。あなたがプレゼントもらうわけでもなし。
「お母さんがどんな顔するか、想像するとワクワクするねん」
と言う彼女。
その様子を見てですねー。わぁこの人は、幸せな人やなぁと思いました。
自分の娘つかまえて、なんとも変なはなしですが。
しずかちゃんのパパの名言を思い出す
「あの青年は人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことができる人だ。
それが一番人間にとって大事なことなんだからね。
との名言は、しずかちゃんパパが残したものですが、私も、ほんとうにその通りだと思っていて、そして自分は時に、それができないことも知っています。お恥ずかしいながら。
だからこそ、人の喜ぶ顔を想像してワクワクできることって、人としてすごく尊いし、豊かだなぁって思います。そして、そんな喜びを知っている人に、私はとても憧れたりします。
そんな贈り物ができる人って幸せですよね、きっと。
贈り物って実は…
贈り物は、贈られる人ではなく、贈るその人こそが満たされるもの、なのかもなぁとも思いました。
思えば私自身、小学校4年生のころ。初めてのお小遣いで、母に髪留めを買いました。喜んでくれることを期待して、その姿を想うとワクワクした。
かつては私もそういう贈り物ができていたけれど、最近はマンネリというか。「今年は何あげよー?もう手札がない〜」なんて、プレゼントを選ぶこともどこか億劫?になってたかも!
これからもっと純粋に、忖度やらなしに、贈り物、したいなぁと思いました。喜んでくれる姿をワクワク待ちながら。
さて、娘がくれたもの。何だったでしょう??
娘の、初めてのお小遣いで買った、一生懸命選んだその贈り物は、、ななんとーーーーー
私が初めて母に買ったものと同じ、
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髪留め!
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嘘のような、ほんとうの話。
書くことが大切な私には、必須のペンと、ノートも。
間違いなくよく使うけれど、これらはしばらく使えない。しばらくは大切に大切にして、とっておきたいなと思っています。
喜びはどこにあるか
変哲もない毎日にも見逃しがちな宝物のあることを、小さな賢者が教えてくれます。
いやしかし、私の中にもたぶんこの賢者はいるはずなのですよね。しっかり起きててもらいたい。
そんな、贈り物のお話でしたー!