脂は身体に悪いの??
久しぶりの投稿です。
今日は脂です。
私は天ぷらが大好きなのですが、高脂血症などで血液ドロドロ、動脈硬化などマイナスのイメージが多くありませんか?脂って取りすぎて大丈夫なの?って心配な方はいませんか?
実は脂は重要な栄養素の一つで脂質(ししつ)と言います。
脂質は身体でどんな役割になるかというと
⭐︎細胞膜の材料になる⭐︎
人間は細胞が集まって出来ているので、細胞膜の材料である脂質はめっちゃ重要です。
この図のリン脂質や脂肪酸です。この膜が正常に作られると細胞がしっかり働きます。そしてこの細胞は神経細胞の膜を作り、脳の神経細胞で大量に使われています。
脂と上手に付き合うと、脳の神経細胞が元気って事になります💡💡
引用;総産研 脳の発達には脳内コレステロール合成が欠かせないことを発見
脂質を吸収すると色々な形に分解されますが、ほとんどは小腸で分解、吸収してリンパ管や血管を通じて肝臓で作られます。
コレステロールは食物からの摂取は全体の2割程度で
8割は体内の脂質や糖を利用して肝臓で作られているんです。
だからコレステロール値が高い人は脂の取り過ぎではなくて
実は糖質の摂り過ぎ?!って事もあるかも知れません😵
卵とかレバーが好きな人でコレステロール値を気にしていて我慢している方!食べても大丈夫!食事から摂取は2割程度ですから。。。
PUREの疫学データによると
脂肪摂取量と主要な心血管疾患との関連がない
と言う事が分かっています。逆に炭水化物の摂取割合が高い人(エネルギー比で6割)死亡率が高いというデータがあります。18カ国、135000人を対象とした大規模研究なので信頼性は高いかと思います。
結論;脂は悪くないし、身体にとっても大事。
脂と上手に付き合いましょう^_^
👿👿でもなるべく極力控えた方がいい脂があります👿👿
それは👿トランス脂肪酸👿です。
これは人間の技術で加工した自然界にない不自然な脂です。水素をシス(同じ側ではなく)、trans(反対側にある)しているので、トランス脂肪酸と呼びます。
トランス脂肪酸を大量に摂取すると
悪玉コレステロールの濃度が上がり、善玉コレステロールが下がります。
悪玉コレステロールは体の隅までコレステロールを運ぶ事が出来て、善玉は隅から引っ張る事が出来ます。悪玉コレステロールの濃度が上がると体の隅でコレステロールが残るので、動脈硬化や心疾患のリスクがアップします。
怖いですね😵
海外では禁止されている事も多いです。
マーガリン、ショートニング、洋菓子、揚げ物(パンやケーキ、ドーナッツ)などは多く食べることは避けましょう!
特にお子さん。これから神経細胞が発達していきます。小さい時ほど、間違った脂質をとると脳細胞の発達が妨げられる😵
良い脂を選んで食べましょうーーーー⭐︎⭐︎
次回は脂をもっと掘り下げて記事を書きます。