3等級とは正解を自分でつくれる人
Housmartでは、3等級(1人前)のスキルを下記のように定義しています。
「新しい業務やプロジェクトを安心して任せることができる」というのがポイントです。
新しい業務とは、これまでに経験したことがない仕事のことです。
プロジェクトとはPMBOKによれば、独自性と有期性があるもの、つまり「初めてやる」ものであり「お尻が決まっているもの」です。
これを「安心して任せることができる」のが3等級です。
ちなみに、2等級のスキルは「ミスを繰り返すことなく堅実な仕事をすることができる」です。
3等級の仕事は、はじめてのことばかり
3等級の仕事に、ルーティーンはありません。
基本的に、何らかのプロジェクトを行います。
はじめてのお客様、はじめてのプロダクト・・・・
はじめてのことばかりです。
2等級までであれば
「これどうしましょう」
「正解はなんですか」
で、究極、良いかもしれません。
しかし、正解のない仕事を依頼したいからこそ、正社員として、会社は採用をしています。正解のない仕事を安心して任せることができるのが3等級です。
2等級のスキルは「ミスを繰り返すことなく堅実な仕事をすることができる」です。
しかし2等級の方も、3等級、4等級と成長してくれることを期待しているからこそ、採用しています。
上司が正解を知っている訳ではない
もちろん、メンバーと上司であれば、上司の方が「これはこうした方がよさそう」という方針は出しやすいです。それは経験があるからです。
しかしそれは「こうした方がよさそう」ということであって、本当に正解かはどうかは、結果が出るまで誰にも分かりません。
たとえば営業であれば、1つの言葉、1つの所作で、正解と不正解が簡単に入れ替わります。お客様の表情、場の空気など現場の情報も最大限参考にしながら、そのときそのときで、瞬時に何をするべきか決める必要があります。
情報量が多いのは、上司ではなく、営業担当者です。
将棋の対局でも、解説をしている周りの棋士では絶対に思いつかないような一手を、対局している棋士は繰り出します。それは、誰よりも当事者意識を持って「何が最善か」を考えているからです。
選んだ選択肢を正解にする
最近、社内のslackで下記のような投稿がありました。
これには首がモゲるほど、賛同します。
正解を考え抜くこともやるべきですが、プロジェクトを前に進めるためには「究極、正解かどうかは分からんが、自分が責任取るから前に進める!」という腹決めが必要です。
死ぬほど考えた後は、腹を決めて行動するしかありません。
新しいことに不安はつきものですが、腹が決まっていれば、大抵のことは、なんとかなります。
当事者の方が人生面白い
責任を取る覚悟のある人を、当事者と呼びます。
当事者は大変ですが、同時に楽しくもあります。
人間、やっていて面白いのは、自分で決めたことだからです。
どれだけかしこくても、どれだけ口がうまくても、ロジックだけの世界に生きているとAIに取って変わられます。
しかし腹を決めて、当事者として初めてのことにチャレンジし、多くのことを学べるのは、人間だけに許された楽しみなのではないでしょうか。
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