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絵画と映画とファッションと

モディリアーニをモデルにしたモノクロ映画、昔々深夜に放送したのを一度観たきり。
モンパルナスの灯という映画。もう一度観たい…

何十年か前は深夜に、モノクロ時代の映画を放送してたよね。
1920年代〜4,50年代の映画にハマったのはその影響。

ショパンをモデルにした「別れの曲」(もしくは「さようなら」)(原作:adieu)もひたすら悲しいお話だった。

当時のわたし、悲しくなりたかったのかな。
泣きたくても泣けない家庭環境だったから、映画に泣き場所を探していた気もする。

ノーマ・ジーン主演の「帰らざる河」はモンローのアイドル映画の印象で見ていたせいかストーリーを全然覚えてない。

ただ思い出すのはモノクロなのにいつしかモンローの髪がブロンドに見えていたこと。
それほどに彼女の魅力に惹き込まれた。無制限に美しかった。今思い出してもあれ?カラー作品だったかも、って。


作中で彼女が身につけているハイウェストのリーバイス(いや、サムシング?)は
彼女のボディラインを出すためのシルエットだった。

ああそのファッション背景を知って、
逆行的興味で「帰らざる河」を観たいと思ったのだったかな。
ファッションの情報や服の歴史を識ることに飢えていた10代後半だった。



モンロー、歌も上手だったなあ。

「日曜はダメよ」の音楽は今も突然脳内に流れてくる。
くるくる回る大きなオルゴール、可愛らしい音色だった。


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