凝り性の男性にみる陥りがちな料理
こんにちは。管理栄養士&脂質改善シニアインストラクター&ポジティブライフコーチの張戸です。
在宅での仕事が増えて、世の男性も料理に関心を持つ方が増えているようですね。料理男子がモテると言われているように、仕事をする女性にとっても、料理を男性がしてくれる事は悪い事ではないような気がします。
すくなくとも、コンビニ弁当や外食ばかりの食生活に比べたら健康的だし、美味しく作ってくれる人も多いのでいいんじゃないの?と思いますが、男性は凝り性な方も多く、そう言う男性が陥りやすい料理について、ちょっと話してみようと思います。
凝り性の男性によく見られる事ですが、作るのはとても上手な方が多いです。また、材料や道具こだわったりプロのような料理を作れる方も多いと思います。
ただ、少し気になるのは栄養面です。凝り性の男性の特徴として、ひとつの料理が気に入ったりハマると、徹底的に追求していくんですね。その姿はとてもいい事だと思いますが、同じメニューをかなりの頻度で作られる方もいます。
女性は自分とパートナーや家族の健康面を(出来るか出来ないかはおいておいて)気にされる方が多いのではと思います。一方男性は、私が知っている限りでは味を追求される方が多いような気がします。
ここで管理栄養士としては、日々の食事で自分の体が作られている事を少し考えてほしいと思ってしまうのです。
同じ料理を食べる頻度が高いと、どうしても栄養バランスが偏ります。また、男性は美味しさ優先なので、若干味付けが濃い事が多いのです。
40代、50代ぐらいになると、知らないうちに生活習慣病が進んでいる方も多い年代です。今は実感がないかもしれませんが、70歳ぐらいになって病気で好きなものが食べられない方が辛いのではないかと思います。
どうせ料理をするならぜひ栄養面も極めていただいて、バランスのいい食生活をした方がダイエットにもなるし、女性にもモテるし、いい事ずくめではないかと思いますよ。