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【未病】40代同窓会で若くみえる人と老けて見える人の差はなんなのか?

こんにちは。管理栄養士&脂質改善シニアインストラクター&ポジティブライフコーチの張戸です。

私は、自己紹介でもお話ししましたが、約6年前に管理栄養士を目指してSEからキャリアチェンジしました。SE時代の40歳代は、自分のキャリアやこの先の人生について不安や絶望感など感じる時期があったりしました。また、親の介護の問題などもあり、本当にどうしたらいいのか途方にくれた事もあります。おそらく40代で誰もが直面する問題や悩みなのではないかと思います。同じように、現状にストレスや不満があったり、これからの人生へ様々な不安や不満を抱えている40代サラリーマンの方に、私が経験した事から少しでも役に立てることがあるのではないかと、noteを初めました。

同窓会あるある

みなさんは同窓会に行かれた事ありますか?私は人生でまだ一度も同窓会に行った事がありません。案内が来たのに行かなかったというわけではなく、幹事をやってもいいと思う人が、小学校でも中学校でも高校でも、1人もいないクラスだったんですね。

ところで一番多く開催されている同窓会は40代で、中学校の同窓会なんだそうです。40代というと、女性など子育てが一段落したり、仕事もある程度落ち着いてそれなりの役職になったり、色々な余裕も出てきた頃という理由も多いかもしれませんね。

同窓会では、中学以来久しぶりに会うという人も珍しくないのではと思いますが、いざ会ってみるとどこの誰か思い出せないぐらい変わってしまった人もいれば、ほとんど変わっていない人もいます。

この違いは何だと思いますか?

老化の原因

人はだれでも老化していくのですが、老化というのはただ年齢を重ねたから老化というわけではなく、年齢とともに生理機能が衰退する事を言います。そして個人差が大きいものです。

この老化を左右するのは活性酸素です。活性酸素は体に取り込んだ酸素の一部が他の物質と結びつき、高い酸化力を持つ物質に変化するのですが、要するに体が錆びた状態になることです。よくりんごを剥いたまま放置しておくと茶色く変質しますが、その状態になっているということです。活性酸素は絶えず身体の中で作られていて、細胞伝達物質や免疫機能として働く人間にとって必要なものである一方で、これが蓄積されると単に老化を早めるだけでなく、がん細胞が増殖したり動脈硬化を引き起こすなど、様々な疾病の原因になることが分かっています。

そして、活性酸素を取り除く抗酸化物質の働きは40歳代から急激に低下するのです。

抗酸化について

では、老化を防止することはできないのかというと、そんな事はありません。活性酸素の産生が過剰になり、抗酸化防御機構のバランスが崩れた状態を酸化ストレスといいますが、酸化ストレスを引き起こすリスク因子としては、紫外線、放射線、大気汚染、たばこ、薬剤ならびに酸化された物質の摂取などが考えられます。また、過度な運動やストレスも活性酸素の産生を促し、酸化ストレスを引き起こす要因となります。そういった、酸化ストレスを引き起こすリスク因子をできるだけ取り除く事が老化を防止する方法になります。

日ごろからバランスの取れた食事、適度な運動習慣ならびに十分な睡眠により抗酸化防御機構を良好に保つことが酸化ストレスを防止するためにも重要となります。

同窓会に備えて

40歳をすぎると、数十年ぶりにあう友人から「変わってないね」と言われると嬉しいのではないでしょうか?好きだったり憧れていた友達もいたりして、いい意味で「変わったね」と言われるならまだしも、「先生かと思った」なんて言われたくないですよね。

そんな風に言われないためには、先にも言ったように、バランスの取れた食事や適度な運動習慣、十分な睡眠が必要になります。

運動習慣がなかったりあまり得意でない人や、忙しくてなかなか睡眠が十分に取れないという人でも、食生活は気をつけようと思えば出来るのではないかと思います。抗酸化力の高い食材を食べることで、少しでも老化を遅らせましょう。

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