病気になってしまう前に「未病」を知ろう！

こんにちは。管理栄養士＆脂質改善シニアインストラクター＆ポジティブライフコーチの張戸です。

疲れが取れない、体が重だるい、などの症状が出ている方はいませんか？最近、テレビのCMでも聞かれるようになりましたが、それはもしかしたら「未病」かもしれません。

「未病」ってなに？

「未病」ってなに？と初めて聞く方もいるかもしれませんね。

「未病」とは、健康から病気に向かっている途中の状態です。

症状としては、検査値には異常がないけれど症状が出ている状態と、症状には出ていないけれど検査値に出ている状態の２つあります。

ちなみに病気の状態は、自覚症状も検査値もどちらも現れている状態です。自覚症状のあるなしにかかわらず、未病は病気の予備軍です。

「未病」の症状

では、具体的にどんな症状があるのかというと、先にあげた「疲れが取れない」「体が重だるい」以外に、すっきりとしない、夜ぐっすり眠れない、あるいは寝ても疲れがとれない、肩こりがある、体が冷える、生理痛が激しい、食欲がない、ご飯を食べても美味しくない、体がむくむ、めまいを感じる　などがあります。

自覚症状が出ているうちはいいのですが、自覚症状がない場合は特に気をつけた方がいいでしょう。高脂血症、糖尿病、高血圧のように自覚がないけれど検査値として現れるものは、ほっておくと動脈硬化や脳卒中の原因ともなります。

「未病」を防ぐには

「なんか調子わるいな〜」と思ったら、すでに未病状態です。

でも、調子が悪いのは最近運動してないから体力が落ちてきたからだ、とか、目が疲れるけれど、蒸しタオルや目薬でなんとかなる、とか、体が重いけれどサウナでさっぱりすれば大丈夫、なんて、自己流でなんとかしていませんか？

特に40代のビジネスマンは、会社でも要の中堅クラスで仕事が忙しく、ちょっと調子悪いぐらいですぐ病院にいくなんて考えもしないでしょうし、病院に行ったところではっきりした検査結果が出るわけではないので、自己流で解決しようとしてしまいます。

「未病」を予防するためには、ありきたりですが、食事と睡眠と軽い運動になります。まずはこの３つを整えるようにしましょう。そのほかストレスなども原因と言われていますが、食事、睡眠、軽い運動は大切なものになります。

なんとなく調子悪いな〜、と思ったら、ぜひ食事と睡眠と軽い運動を心がけてみてください。