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「みんなで読む 岩波文庫 読書会」

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皆さんは読書会に参加したことはありますか?

ちょっとハードルが高いイメージがあるかも知れません。
私も最初そう感じていました。
 実際には参加するまでの一歩が、一番のハードルなのかも知れません。
好きな作品を紹介してやな思いをしないかと不安もあったので、課題本を決めてみんなで、同じ本を読んで参加する読書会を自分で開いてみることにしました。何事も経験と手探りですがスタートしました。

神保町にあるハリ書房では昨年(2022年)の秋から定期的に読書会を開催しています。
 一番の特徴は課題本の岩波文庫(赤帯)を読んでいることが特徴かも知れません。二番目は本屋さんの店内で紅茶を飲みながら開催すること(これは珍しいかも知れませんが、探すといくつか見つかりそうです。)

読書会のメリット

読書はひとりでするものと、大抵は考えがちですし、私も基本的にはそうでした。読みたい本を読んで終わる、または必要から本を読んでおしまいになるパターンが多かったです。
 しかし、仲間と一緒に同じ本を読むという読書会では小説でも参加者それぞれの視点が違いを楽しむことができます。
特に年代や性別違いで同じ作品の理解も、細部での受け取り方の違いが見えます。
 また、一つの作品の正しい理解するという事ではなく、参加者から自分と違う読みを聞くことで、多面的な理解ができます。
この経験はぜひ、一度参加して手に入れてみても良いかも知れません。

読書会の特徴

岩波文庫にチャレンジすることも、ハードルが高いと感じる方もいるかも知れません。
 赤帯は世界の文学を集めているので実際に読んでみると、読みやすい作品もたくさんあります。複数冊に渡る大長編から、長編、中編、短編集など、実に多様で、また普段接点の無い国の作品も全て日本語で読めるという
入門に便利なシリーズだと思います。そして価格も文庫と極端に高いものはないので手に取りやすいのでは無いかと思います。
 ひとりで読むことにハードルを感じているなら、いっそ読書会で2つのハードルを一気に飛び越えてみませんか?人生の経験値が上がるかも知れません。

「みんなで読む 岩波文庫 読書会」のご案内

会場:ハリ書房(バックヤード店 神保町)
東京都千代田区神田神保町3−10 宝栄ビル 302
頻度:月1回程度、土日のどちらかに開催
時間:1時間から1時間半
定員:5名程度
受付:Twitterをフォロー後DMにて連絡、または来店時に受付
その他:終了後に任意で懇親会
進行:自己紹介兼最近おすすめの本を紹介→書記を決めて課題本について順番にトーク→次回課題本と日程決定→終了、懇親会へ
過去の読書会課題本:『白い病』『解放された世界』『やし酒飲み』

図書館ではもちろん、本屋さんでも静かにしないといけないというイメージが強いですよね。本に囲まれた空間で本の話をする。そんな体験を一緒にしてみませんか?
 もっとフランクに自由に本について語る日(読書会?読書雑談会)のようなものも企画していこうと思います。

ハリ書房は、「本」と「読者」と「共有する仲間」とが出会える場所(本屋)でありたいと強く思っています。

過去の読書会 課題本 岩波文庫


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