病気を作るのは自分かもしれない。
沖縄県宜野湾市・鍼灸整体サロン ハリスマの大城です。
ご覧いただきありがとうございます。
・1年以上慢性痛でお悩みの方
・お身体が大きめの方
・過去に納得のいく鍼を受けたことがない方
は、是非こちらからお読みくださいね。
症状が出たら考えられること
何かしら症状が出るということは、
おそらく「原因」があるだろうと考えますね。
・骨盤が歪んでいるから発生した腰痛です。
・膝が変形しているから今後痛みは更に強くなります。
・ストレートネックだから頭痛になっているんですね。
果たして本当にそうでしょうか。
私はそうとは思いません。
身長も体重も生活スタイルも、全く違う人が
全て同じ理由で片づけられるのでしょうか。
骨盤が歪んでいても
膝が変形していても
首がストレートネックでも、
症状が全くでない人は多くいます。
おそらくほとんどの方に当てはまる何かがあると言ってもいいくらい、上記に書かれていることを「原因」にするのは、ちょっと難しいなと。
「じゃあ一体原因はなんなの?」
と疑問に思う方も多くいらっしゃるかと思いますが、
実は、【答えはありません】。
スッキリしない答えなので少し解説していきますね。
施術側の考えを鵜呑みにしない
私が常に気を付けなければいけないと思っていることがあります。
それは、
「施術側が病気を作ってしまわないこと」
です。
「お医者さんが言っていることは正しいから」
「整体の先生が言うんだから間違いない」
「ネットの情報をもとに調べたんだから合ってるはずだ」
医療の発達により、
今まで気にしなくてもいいことまで対象範囲が広がったり、
「原因」を特定することにだけ躍起になっている方が多く見られます。
そういった方の”中には”、症状が良くならない方が多いのも事実。
これは我々施術側が「あなたのために」と思って行った行動が、
受け手にとっては「印象的なワード」として頭に残ってしまい、
そのワードが頭から離れない状況になると、「それが原因だから!」と思い込みすぎて負のスパイラルに陥ることがあります。
流行りの施術方法を探し回っていたり、
ネットサーフィンをして同じ症状の方を探しまくったり、
先生に治してほしい!と必死になっている方は、
一度立ち止まって考えてみるのもいいのではないでしょうか。
よく「根本原因が〇〇!」
と見たり聞いたりしますが、
施術を受けてみて、
実際に合っている方もいれば、合わない方もいますね。
その”合う”方は、それで良しです!
ご自身で体感して、効果も出て、続けたいと思えるものに出会えて本当に良かったですね^^
誰もがその最短距離で効果を体感したい!と思いますが、
合う合わないがあるのも事実で。
もし合わない方がいましたら、
別の方法を試したり、自分に合うものを試しながら見つけるといった手段を選ぶ方もいるでしょう。
一旦整理してみる時間を取ると、
究極の根本原因って「自分」だと思います。
その「自分」に対して「症状」が発したサインには
どんなメッセージが込められているのでしょうか。
「自分」を受け入れ、
誰よりも「自分」を信じられるか。
どんどん深掘りしていくと、
「症状」よりも大切な部分に気付くことがあります。
自分を信じられたからと言って
痛みがゼロになる、といったそんな話ではないですよ^^;
過程の中にヒントがあるはずです。
うちあたい(腑に落ちた)すると
身体のことは、考えれば考えるほど
「原因を特定」することが非常に難しいと思います。
それは、先ほども述べたように
全員の身体の基本構造(骨や筋肉、臓器)は同じでも、
身長や体重、生活スタイルは全て違うからです。
病気なんて、作ろうと思えばいくらでも作れます!
耳を疑いたくなりますが、これは事実です。
正常範囲内であった 132/78 の血圧の方が、
「令和〇年の〇月から血圧の基準値が下がります」
と言われたら、いきなり病気持ちのような扱いを受け、
お薬の服用を促されるかもしれません。
我々施術側が伝えた言葉によって、
「私はこんな病気なんだ」って認識される可能性もあります。
だからこそ伝え方も大切ですし、
原因を探そうとすればするほど苦しくなっていくことも。
原因を探すことはとても大事なことですが、
そこだけに躍起になってほしくない。
躍起になればなるほど、ワードのインパクトにより
脳にそのイメージがまとわりつくことになります。
【何事もバランスが大事】
この一度は聞いたことのあるフレーズには、
「一方向から考えずに双方向から考えてみたらどう?」
「一点集中もいいが、たまには引いて見るのもありだよ!」
といった裏メッセージが込められていると思うんです。
ヒトは不思議で、
「面倒なこと」はしたくないくせに、
「余計なこと」は考えずに無意識にしてたりするんですよ。
これが非常に厄介で、
検査を受けることは大事なことですが、
・身体に症状が無くてもお薬を飲んだり
・調子がいいのに不安だからお薬に頼ったり
・余計だと分からないくらいほど無意識になったり
余計なことが増え続けると、
思考停止状態になっていることにすら気付かなくなります。
これって本当に良くない。
しかもその思考停止状態になる過程で、
無意識や潜在意識は着々と身体を洗脳してしまいます。
気付かない間に、です。
もちろんお医者さんの意見を聞いて判断するのもいいですが、
「自分でも調べたうえで」
お薬を飲むのか、検査をするべきなのか、
その下準備があるのとないのとでは、
今後の健康や病気に対しての認識が大きく変わってきます。
・親がやってきたから
・友人家族も周りもみんなやってるから
・やるのが当たり前
考えずにやることって「取り返しのつくもの」であればいんですが、普段から考える習慣がない方が究極の場面で「最適な決断」をすぐに出せるのかなと。
どんなに人に何かをお願いされたとしても、
その時の行動はご自身でした決断です。
Aさんが、「〇〇してほしいんだ」
Bさんは、「心の中で嫌だと思っている」
それでも、Aさんが望むことをBさんがしたのであれば、
決断したBさんが”最終的に”決めたことになりますよね。
人というのは、周りのせいにしたがります。
それは人のせいにした方が都合がいいからです。
何よりも、人のせいにする方が楽だから。
全てを自責にしろというつもりはありませんが、
他責にした結果も影響しているのかもしれません。
また、大ごとに聞こえるかもしれませんが、
子供は親の姿を見ているので、【しっかり調べて決める!】
そういった姿を身につけ、
生活の中でナチュラルにその背中を見せていくといいでしょう。
正解がなにか!というより、
ご自身で出した答えが最適だった!と考える方が、自分で出した決断に責任を持つこともできますからね^^
バランスや陰陽の視点から見ても、「疑いすぎ」はよくないですが、考えて行動している人としていない人の差は生まれやすくなるでしょう。
良い意味で「疑う」
本当にそうなのかと。
そこで腑に落ちたり、解決の糸口が見えた瞬間から、
身体が良くなるためのスイッチが入ることが私の経験上ものすごく多いんです。
他力本願で先生に治してほしい!と考えるのも気持ちは分かります。
今まで真剣に症状に向き合っていても、
実はボタンの掛け違いで全然違った方向へ進んでしまっていることも少なくありません。
なので第三者の意見を聞いて、
考えて、整理して、人に伝えて、話しながら整理していくことをおススメしたいです。
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