カラダの状態は脈でわかる

むかし むかし・・・
体調を崩した時には、医者にかかります。

しかし、『医者にみてもらう』ではなく、
『脈をみてもらう』とよく言われていたそうです。

それだけ、脈には現在の健康状態が色濃く反映されているのです。

みる立場としては、脈をみただけでその方のもっている症状がだいたいわかります。
(実際には患者様自身に自覚がないこともあるので、100%ではありません…)

脈のみかたは西洋医学と東洋医学で違います。
どのようにちがうのか?

また、東洋医学ではどのように診るのかを書いて
いきます。

《目次》
1.西洋医学と東洋医学の脈の違い
2.東洋医学の脈のみかた
3.まとめ

1.西洋医学と東洋医学の脈の違い

西洋医学では、脈の拍動をみることでカラダを
状態を把握します。

拍動の数に基準値が決まっていてそれを越えると
異常であると判断されます。

また、拍動の仕方で病気がわかるように
なってます。

東洋医学では、脈の拍動の早さ・遅さだけでなく、血管の浮き沈みや、拍動が強いか弱いかをみます。

2.東洋医学での脈のみかた

1.で書いたように、浮き沈み・早さ遅さ・
強いか弱いかをみるとともに
左右の脈を比較してどの臓器の働きがわるいかを
みます。

古典に鍼治療のやり方が記載されているものが
あります。

脈をみる場所で内臓の場所が決まってるという
考え方です。

3.まとめ

いかがでしょうか?

脈のみかたがだいぶ違いますね。

西洋医学では、おもに心臓の病気をみるために脈を
みます。
しかし、東洋医学ではカラダを全体を把握します。

同じ脈でも、考え方の違いで、みかたが変わるので
いろんな切り口でカラダをみていくと、
今ある症状がすんなりやわらぐ可能性も
ありますよ。

ぜひ、うまいこと利用してみてください。

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