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【東洋医学】成長・発育に関する考え方

こんにちは。とある鍼灸師です。

人の成長・発育に関して東洋医学では、ある物質の存在が必要です。

その物質とは、『精(せい)』というものです。

この精は、両親から半分ずつもらい腎臓に貯蔵されます。


精は、生まれて成長していくにつれて生殖機能を促進・維持する物質をだします。

生殖機能の促進・維持する物質を『天癸(てんき)』といいます。


男性は16歳、女性は14歳で天癸が満たされます。

天癸が満たされることで、精通や初潮を迎えます。


人の成長には節目があります。

男性は8の倍数、女性は7の倍数で節目を迎えます。

腎臓に貯蔵された精は有限なものなので、歳をとれば減っていきます。

この精がなくならないようにするため食べ物や飲み物で補充をします。


もし、幼少から虚弱体質・アレルギー体質・発育不全がある場合は、精の不足が考えられます。


両親に異常がなくても、食事や睡眠などの生活習慣がしっかりしていないと、産まれくる子供に十分な精を与えることができなくなる可能性があります。


この考え方は、不妊などを考えるうえでも大切な考え方になってきます。


腎臓の精を増やすことは、大変むずかしいことですが、腎臓の機能を高めることで、症状の緩和につなげることはできます。


鍼灸の治療では、カラダの状態を把握してから治療をします。




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