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【症例】ばね指への鍼灸治療

こんばんは。とある鍼灸師です。

今回は、ばね指をテーマにしてお話ししていきます。

ばね指は、指を曲げた時にカクンとなったり、関節のところにだるさや重さがでます。

基本的に指を酷使する環境にある方がなりやすいです。

パソコン、重たいものを運ぶ、料理、レジ打ちなどがあります。

指を酷使することで指を動かすための筋肉や腱にすごく疲れがたまります。

すると、だんだんと膨らんで来ます。
ばね指は、腱が膨らんでカクンとならしています。

ここで、東洋医学的に考えてみます。

腱や筋肉は、肝臓の働きがしっかりしていないと機能しません。
使いすぎたりすることで、腱や筋肉を傷つけてしまい、肝臓の働きまで悪くしてしまいます。

つまり、東洋医学では肝臓のツボを使うことで、症状がやわらいだりします。

肝臓のツボを刺激することで、血の流れが調整され、腱や筋肉を柔らかくすることができます。

※これは、あくまでも一つの例なので、実際の治療では、肝臓のツボを使わない可能性もあります。

ちなみに、最近治療したばね指の方は、肝臓の働きが弱ってました。

ばね指は、長期間の指の使いすぎが原因として多いです。
使わず安静にさせるのが一番なのですが、仕事や家事では、使わないという方が無理な話です。

しかし、治療するのとしないのでは、大きな差があります。
治療してまた使うともとには戻りますが、治そうとするカラダの働きが活発になっていくので、ちょっとずつではありますが、症状の緩和はみられます。

もう治らないとあきらめずに、治療をしてもいいのではないでしょうか?

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