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【講義】気の流れが偏るとどうなるか?
こんばんは。とある鍼灸師です。
今回は、気をテーマにお話しします。
オカルトと思ってる方も、そうでない方も是非ともご覧になってくださいな。
それでは、いきましょう!
東洋医学では、気という概念があります。
気は、カラダにある目に見えないエネルギーのことを言います。
気がないと、人のカラダは活動できません。
東洋医学では、気が体内や体外をスムーズにまんべんなく流れている状態を健康としています。
気が流れているのに、カラダのある場所だけ詰まっていたり、不足していたりすると、何かしらの症状がでます。
ここで、気のイメージをつけるためにピッタリのものがあります。
スーパーサイヤ人ほど、気の流れは強くありませんが、簡単なイメージとして載せました。
体内も体外も気がめぐっていれば健康(強い)です。
もう一度言いますよ!
カラダに気が均等にまんべんなく流れている状態が健康です。
それに対して、気が偏って流れたらどうなると思いますか?
ひとつ具体的な例を挙げてみましょう。
カラダを上半身と下半身で分けて考えてみます。
カラダ全体を流れている気が何かしらのきっかけで上半身に偏ったとします。
ここで、気の性質について考えてみます。
気は、温かい感じと冷たい感じどちらに分けられると思いますか?
答えは、温かい性質です!
気は温かいつまり、ある程度熱をもつということになります。
熱をもつ気が上半身に偏ると何が起こるか?
まずは、のぼせます。
頭に熱がいってしまうので、ボーッとのぼせてしまいます。
すると、今度は下半身で考えると普段流れているはずの気が少ない状態なので、冷えます。
のぼせやすい、冷えやすい症状がある方は、気の流れが関係しています。
また、下半身の気が少ないと、歩いた時につまずきやすくなります。
鍼灸治療で患者さまからお話しを聴くときに『よくつまずいて、階段でケガした』ということも、判断材料になります。
ここで、ツボを使って鍼をして、つまずく回数が減れば、治療効果は十分あったことになります。
少し脱線しましたが、気という概念で物事を観察していくと、普段は何も感じないで、サッと流してしまうことでも、意識できるようになります。
考え方の幅を拡げたい方にも東洋医学の知識はあってもよいのかな?と思います!
では、またー