憧れのあの人になろうとしなくても大丈夫
幼いころから、憧れの人はその都度たくさんいた。
お母さん、友だちのももちゃん、テレビに映ってる芸能人、
雑誌に載っているモデルさん、スタイル抜群なKPOPアイドル、
SNSで身近なインフルエンサー、部活の先輩、会社の上司。
挙げたらキリがないほど、私は多くの人に憧れてきた。
そして同時に、その都度その人になろうとしてきた。
その人の言動や持ち物、髪型、考え方、価値観ー。
憧れの人の、その全てがカッコよくて正しくて、そこに少しでも近づきたい、そうなることが快感だった。
私の今の1番の憧れ・推しの人は、YouTuberであり、インフルエンサーの彼女だ。彼女がYouTubeを始めたときから、古参としてずっとファンでいる。
毎日をていねいにやさしく、愛をもって生きている。
自分を愛して、自分の欠点までをも愛してることが画面からでも伝わってくる。感じたこと、思ったこと、考えたことをしっかり言葉にして、自分のものにしている。そしてそれを私にも教えてくれる。
これまでたくさんの憧れの人がいたけれど、
「自分のままで、誰かになろうとしなくて良い」
「自分は自分、そんな自分を愛してあげる」
これを教えてくれたのは彼女だった。
毎日をていねいに、目の前のほんの小さな幸せを見つける。
それにワクワクして、感謝して、自分にやさしく生きる。
長い人生でずっとこれを継続していくのは、きっと彼女でも難しいことだと思う。
でも、継続できないそんな自分も含めて愛してあげること。
大切にしてあげること。それが重要なのだ。
他人には理解されないかもしれない。
それでも大丈夫。私はわたしで、わたしで居続けるだけ。
完璧な人なんていないし、欠点の無い人はいない。
だから、憧れのあの人の価値観になろうとしなくても大丈夫。
真似しなくても大丈夫。
肩の力を抜いて、
「こういう生き方、こういう人もいるんだな」「素敵だな」
と思いたい。
憧れとしてなろうとするのではなく、自分を大切に愛していきたいと感じた今日この頃です。