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続【実体験】HSPに必要な仕事環境とは

こんにちは。はるみやです。
今回も前回に引き続き、

HSPの仕事にはいかに「環境」が大事か

をお伝えするために、僕の実体験を書いていきます。

2社目はカッチカチの規制事務

1つ目の職場で、
体育会系はだめだ!現場第一はだめだ!と思い、

もう自分が楽しく働けるのは事務しかない!

と結論づけ、事務がメインの仕事に転職することにした。

2つ目の仕事は建築関係の規制事務。
建築の法令に即して、
その建物の作りや設備に問題ないかを審査する仕事である。

怒鳴る先輩もいないし、パソコンや書類と向き合う時間が長く、
チームで行動することもほとんどなく、1人または2人での行動が多い。
そして、大きな車は運転しないし、泊まりの勤務もない。

これだ、これしかない!ここで成長して天職にする!

と、強い思いでスタートした規制事務の仕事。
法律を覚えることは1からのスタートであったため、
はじめはとても大変だったが、毎日勉強してとにかく覚える。覚える。
自分なりのマニュアルを作って来客対応の経験不足をカバー。

半年もすると慣れてきて、簡単な案件であれば1人で仕事を受け、
完結することができるようになり、成長も実感できた。

ただ、ただ、1つの問題を除いては、、、
それは、

とにかく忙しい!

この職場で感じた辛さは、

①来客対応が多すぎて忙しい! マイペースに仕事を進められない、、
②締め切りがタイトかつ処理する量が過多で忙しい!

であった。

まずは来客対応の多さだが、
基本的にはお客さんは引っ切り無しに来る(お客さんは何も悪くないです)
そして、予約というものがない(お客さんは何も悪くないです)

だから、当たり前の事だが、作業に集中していても
お客さんが来ればそれを優先していかなければならない。
つまり、来客対応をすればするほど自分の作業は進まず、残業となる。

そして、その自分の作業には締め切りがあり、
案件によっては急ぎであったり、膨大な量の図面をチェックしなければならなかった。

つまり、いつの間にか、
締め切りに追われながら、膨大な量の仕事を残業しながら処理をする。
という日々になっていったのである。

普段は優しい先輩も、お客さんがくると「チッ」と舌打ちをしたり、
来てくれた設計士さんに冷たい対応をしていたので、
みんなストレスたまっているんだな、、と思った。

もちろん前職に比べると、苦手なことは格段に減り働きやすくなった。
勉強して知識を増やしていくことも楽しかった。
お客さんの対応も好きだし、仲良くなった設計さんと話すのも楽しかった。

ただ、ここで思ったことは、

1つ1つの案件にもっとじっくり向き合いたい!

である。
「この建築物面白いなぁ、もっとじっくり時間を割きたいな」とか、
「もっとじっくり、ていねいにお客さんや設計士さんの話を聞きたいな」
常日頃から思っていた。

だが、この職場で求められる能力は、

深い知識を基に正確に、素早く案件を処理すること

正確に、素早く処理をすることに魅力を感じない自分は、
「うーん、得意じゃないんだよな、それ」と、
たまにモヤっとすることが多かった。
実際大雑把な所があるから、先輩から指摘漏れについては注意されていた。

そして、今更だが

建築設備はそこまで好きじゃないんだよな、、

と、どうしようもないことを考える始末である。
(今考えても、なぜそこを選んだ?と自分に問い正したくなる。)

そんなどうしようもない自分に、ある日突然の出会いが訪れるのである、、

つづく


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