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HSPの4つの才能タイプを書籍から紹介①

こんにちは。はるみやです。
今回は前回紹介したHSPの才能を、別の角度から4つのタイプに分けて紹介します。
今回参考にした書籍はこちらになります。

『繊細なあなたの「隠れた才能」が目覚める本』 箭内宏紀著
『「繊細さん」の4つの才能』 コートニー・マルケサーニ著

どちらも4つのタイプの紹介の他、おすすめのワークの紹介もあり、
HSPの才能をより活かす生き方について、とても参考になるものでした。
ぜひ皆さんもご購読してみて下さいね。

それでは1つずつ紹介していきます。


1、インテュイティブ

①インテュイティブタイプとは

このとても言いづらく、変換するのも大変なタイプですが、、、笑
一言で言うと「直観力に優れたタイプ」です。

直観とは、

思考を介さないで、過去の経験や知識を基に脳が瞬時に判断すること

脳が瞬時に判断する直観

このタイプの人は「ひらめきが降りてきた」「なぜだか分からないけど、それが正しいと分かる」という体験が多いのではないでしょうか?

無意識ではあるけれども、実は過去の知識や経験を基に判断している
というのが直観です。

②直観と潜在意識

直観には潜在意識が大きく関わってきます
人の意識には「顕在意識」と「潜在意識」があり、
本人が自覚している意識のことを「顕在意識」、
本人が自覚していない意識のことを「潜在意識」といいます。
(つまり、無意識=潜在意識ですね)
その割合は、顕在意識1割、潜在意識9割とも言われております。
よく使われるのが「顕在意識が氷山の一角」という表現で、
海の上に見える部分が顕在意識、海の下に隠れた大部分が潜在意識というイメージですね。

潜在意識は人間の意識の9割を占める

潜在意識には過去の多くの記憶が眠っていて、
人間の行動は「潜在意識の情報によって影響を受けている」ことが多いと言われています。

例えば、キャッチボールをするときに、「相手がボールを投げた、このくらいのスピードで、この放物線だとキャッチする位置はここだ、、、」とじっくり考えたりはしませんよね?

キャッチボールは潜在意識が瞬時に判断している

「今日は焼き肉を食べたい!」とパッと思ったとしても、実は潜在意識の中には「過去いつ焼き肉を食べたか?」「久しぶりか?」「焼き肉を食べるお金はあるか?」「誰と食べるか?」という情報があって、最適な答えを導き出して「よし、焼き肉を食べよう」と思うのです。

この画像を見て、「焼き肉が食べたい」と思った方も潜在意識が働いています

つまり、インテュイティブタイプの人はその潜在意識とのつながりが優れていて、膨大な情報の中から、速く最適な答えを導き出せる才能があるのです。

③インテュイティブタイプの強み

参考にした書籍では、インテュイティブタイプの才能を以下のように紹介されています。

・あるきっかけやサインから正確な推測をして、普通の人なら気づけないよ 
 うな重要な情報を感知できる。
・機転が利き、問題解決の際に突然のひらめきを得ることが出来る。
・物事の先を読む力や、他人の話を素早く理解する力がある。
 (相手の話は1を聞けば10わかることが多い。)
・人に影響を与えたり、計画を立てたり、傾向を把握したりすることに長け
 ているため、ビジネスで才覚を発揮する人が多い。
・パートナーにする相手、ビジネス選択するタイミング、損切のタイミング
 などを決める際に自分の直観に従っても、繊細な直観的知性のおかげでた
 いていうまく着地できる。

ひらめき、気づき、先読み、計画の才能がある

インテュイティブタイプに向いている職業として、以下のものが紹介されています。

刑事、コンサルタント、起業家、医師、ソーシャルワーカー、犯罪心理学者、学者、研究者、専門家、スポーツ指導者、コーチ、トレーナー、プログラマー、エンジニア、クリエイター、編集者、重役秘書等

刑事に必要な勘とは、直観のことですね

④インテュイティブタイプの弱み

インテュイティブタイプには素晴らしい才能がありますが、
コインにも表と裏があるように、物事には必ずいいことがあれば、悪いこともあるんですよね。

そんなインテュイティブタイプの弱みは、

勘違い。早とちり。勘違い。

直観が強いが上に、ひらめきや気づきがよく降りてくるのですが、
その解釈の仕方にズレがあると、壮大な勘違いや思い込みに繋がることがあります。例えば、

・物事を悪い方に拡大解釈をしてしまい、被害者意識を持ちやすい

「挨拶を無視された」「連絡が来ない」
   →相手に嫌われた →じゃあ私も嫌い といった勘違いですね。

・勘違いや見落としの確認不足によってミスが起こりやすい

「これは絶対に間違いないから、もう確認する必要はない」
   →間違いないという前提を勘違いしていれば、ミスに気づかない

・自分と同じ能力を相手に求めてしまう

「相手も同じ能力を持っているから出来るだろう」という勘違いですね、
さらに、「相手は分かっているだろう」という勘違いも重なれば、

・他人に説明すること、教えることを省いたり、めんどくさいと思う

ということに思い当たる方はいませんか?笑

感覚はうそをつきませんが、分析的思考が介入して感覚情報を解釈・識別しようとする際にエラーが起こることがあると言われています。
これは育った環境・経験・状況などが大きく影響してくるそうです。

そんなインテュイティブタイプが生きやすくなるためには、

事実と解釈を分ける癖を持つこと

事実と解釈を切り分けること

が重要です。
それを日常から取り組んでいく方法は、今後発信できればと思っています!

次回は2、エンパスタイプについて紹介します!


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