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算命学:二天中殺の陽転と陰転の話。軽やかさが肝なのかも。
宿命天中殺について、ここではまだ書いていないにも関わらず!
突然宿命二天中殺のことについて書こうとしています(笑)。
一度書き始めたら止まらない話になるのでちょっと躊躇しているのですが、十大主星についてが終わったらちょっと取り組んでみようと思っています。
どうしてこの話題なのかと言いますと、私の周りには気づくと二天中殺の人がとても多いのです。
夫、関わりの深いママ友(こうなるとママ友というよりももはや友人です)、長男の絵の先生、ご相談をお受けして以来紹介してご依頼をつなげてくださる方、娘の仲の良いお友だち、このサークルの方のご主人様もそうでした。
他にもまだいらっしゃって、気がつくとこんなにたくさん当たり前のように二天中殺の方はいるものなのだと思っていたのですが。
算命学仲間ではそんなに会うことはないかな、という話も聞きますのでちょっと書いてみようと思ったのです。
割と特徴のある命式の方との出会いは多く、先日書いた全天中殺の方、三柱異常干支の方、この間は三柱甲戌という方にも遂に出会いました。
出会ったら購入して勉強しようと思った記事ももちろん購入。
実際の人の様子を通して考えたり学んだりするのが一番頭に入るような気がします。
宿命二天中殺の人は生月天中殺、生年天中殺どちらにも該当するという形です。
詳しいことはまた書いていこうと思いますが、
基本的にはもう頼れるものは自分しかないという構造です。
そもそも宿命天中殺の方は、無限であり虚の世界と向き合う世界。
不自然融合ということは、むしろ過度に求めてしまったり、全く関われなかったりという極端な形で現れることを言います。
陰転すると日陰に咲く向日葵に例えられるように、存在感がなく家系や社会の肥やしになっていくということに。
(それが必ずしも悪いことなのかどうかすらも判断しないのが算命学です)
普通の枠の中に収まるように促される場所や環境では、非常識な性格に見られてしまう、そのことで適応できず引きこもってしまうということが基本的に陰転と考えることになります。
そうなってしまう時には自分の周りのせいでこうなったというような思考にもなってしまう。(正直そうなってしまってからではリカバリの難しい命式だなと、陰転した二天中殺の方と関わった時になんとも言えない気持ちになりました)
ではそんな宿命天中殺の中でも2つに該当する二天中殺の人はそんなに非常識なのか、宇宙人のような人なのかというとそんなこともありません。
もちろん命式によって個人差もあるのですが、親元を離れて自分の力で頑張ろうとする人は割と自分が異質なんだということを自覚しているようなのです。
そして、何となくその異質形に世の中に合わせて自分を活かそうとし始めます。
それが陽転の姿で、その姿は心、精神性が上がっていくことにつながっていきます。
(これがよくテキストに書いてあるところにつながります)
そうなのです。常識に収まらないというところに良さがある。
それを活かせるような生き方を自分なりに見つけていけば宿命は消化され稼働していきます。
ただ。
枠のない人たちであるが故に。
どうしても陽転と陰転がはっきり現れてしまいがち。
まず第一歩として親から早く離れてしまうことです。
もう絶対に親のコントロールの元では陽転はできません。
また、必須条件の不安定な環境に親がそばにいる限りならないのです。
この辺りも今後ゆっくり書いていこうと思いますが。
二天中殺の話に戻ります。
陽転している人の多くが子どもを持たない、又は男児が生まれるというサインがあるようです。
子どもを持つということは制限がかかりますのでそもそも枠のない人にとっては難しさが出てくるもの。
また、そのような枠の無い人は基本的に子育てに向くのかどうか。。。
(社会一般的な子育てをすることはそもそもできませんので。これもまた、誰かが判断するところでは無いですよね)
ただ、どうやら女児が生まれやすいとされている二天中殺の人に男児が生まれている場合、私の知る限りではもれなくどの方も自由で軽やかです。
枠の無い世界を楽しんでいる感じ。
私の夫はもちろん申酉天中殺らしく家に落ち着かず自由に週末以外はあちこちに行って仕事を楽しんでいます。
一見主婦で陰転かと思われそうなものですが、男児のいる友人はしっかり自分の世界を確率していて子どもたちを巻き込んで楽しく軽やかに過ごしています。
もう一人男児を産んでいる女性はパキスタン人の夫を持ち、お子さんの成長と共に新たに自分の好きな活動を始めています。
どうやら軽やかさ、がキーワードのように感じています。
他の二天中殺の方々も見ていて思うのが。
世間や社会との違い、ズレには気づいておそらく悩んだりもすることがあるようなのです。
アンテナもとても高い人たちですし、何しろはっきりご自身で世間とのズレを自覚しています。
それでも、押し込められないようなパッションというか熱量で取り組むことを見つけて自分の力でそれをやっていこうと進み始めた時のこの二天中殺の方の輝き方は半端ないものです。
それが何歳からでも大丈夫なので軽やかな二天中殺の人たちは、自由で不安定な足場という環境であれば、もう後は本人に任せておけば自動的に命式を稼働させていきます。
陽転している二天中殺の人といるといつも楽しいのはなぜなのか。
それはきっと自分の世界を楽しんでいて、
自分の責任で、自分の世界を切り拓いているという姿が面白いことはもちろんなのですが、
なんというか枠の無い世界に生きているせいでしょうか、
社会の常識とか善悪の判断とかを物差しにしていないところからくる人の善さを感じてしまいます。
(もちろん自分の中では価値観、良いもの悪いこと等はお持ちですよ)
何だか面白いことをしている人がいるな、と感じた時は是非命式を覗いてみられると良いかもしれません。
もしかしたら二天中殺の方かも!
新しい何かをあちこちに振り撒いていてこれからの時代には必要な存在なのだと思うのです。