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算命学鑑定士の日記番外編。意味もなく、もやった夜に。

全く何の不満もなく、楽しくて忙しい毎日なのに何でもないのにもやもやする夜があります。
破というより納音の感じ。無音な気持ち。

そのまま眠れば良いものの、残念ながら私は眠ることがとっても下手くそなのだ。
もう!私を慰めて何なの〜〜〜と真剣にカードを引く自分、我がことながら、とっても健気。

一枚引き正位置女教皇

これはね、自分自身と向き合い、心の声に耳を傾けるというところを今回は拾うこれ一択!
師匠が丁度、「誰にでも娘時代があったんだよね!当たり前だけど」「そこにヒントがあるかも」
とお返事をくださって、は!!!とピンときました。
もやもやってなる直前に中学生の頃に真剣に聴いていた歌をふと思い出して聴いていたのです。そしてあの頃と同じように鼻歌して涙ぐんで、あらやだ子どもたちいるのにって思っていたのでした。

聴いていたのは永遠の心のアイドルVANESSA

中学生の頃に彼女はworldwideに三枚目のアルバムを出して人気だったのです。
すごく好きで、日本の女の子と違ってヘラヘラしないし知的に見えて美しかったから。
遡って2枚目のこのアルバムをお年玉か何かで買って。
(当時ってCDを買うことが今と違って大変で。隣の県のタワレコとかに行かなければ輸入盤とか買えなかった。でも、ふわふわのCDマットをおまけでもらえたりして好きだったなあ。)

高校生になってから、急に勉強が楽しくなくなって、毎日の小テストに合格することしか考えていなかった私は、
母が英文科卒で第二言語に仏語を選んでいたので辞書が家にあって。
鼻歌を歌うためだけに、読み方を全部調べるというその頃にはもうすっかり宿命天中殺持ち女子でした。

近くのCD屋さんで買ったこのCDにはしっかりとした和訳が載っている紙が一枚挟んであって、その和訳に書かれていた解説とかもすごく好きだった。結構いい時代だったよなあ。
そして、読んで頭がぼーんしたのがこのゲンズブールの歌詞。
美しい(泣く)。
サガンとかボーヴォワールを、今思えば文字を追うことで満足していたと思うのだけれどせっせと読んでいて、もう勝手にそこにも繋がってしまってますます勉強どころではない私。

だけど、おかげでどことも心の底から共有できたような、居場所になるような感覚が得られなくて。
私は今もその辺りで拗れているような気がしました。
好きとか脳内をわかり合う大事な時期だったでしょうに。
自分をもっと誰かにわかってもらいたかった気分を置いてけぼりにしてたのかな。

今は別にそんなに大切なこととも思っていなかったけれど。
放っておくわけにもいかないところだったか、
それとももう、投げてしまうところなのか。

調舒星が中心星。
4ハウスの真上に天王星が乗っている。
気難しい宇宙人の自分なのもわかってたと思うんだけど、
「おーい。気難しい宇宙人かもだけど私の世界は豊かだよ〜」って叫びたかったのかもしれない。

私はその気持ちを大事にしないといけないね。
しし座満月前、ボイドタイム。
異様に納得してしまいました。なんか今回の満月、いつもと違うのかなあ。


今回思い出したあれやこれやは、今年目標の「冊子作り」の中でしっかり書いていこうと思います。

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