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算命学:結婚の縁があったら結婚できるのかという話。

最近は大人の結婚も当たり前になり、50代の婚活についてのご相談もよくお受けします。
これからは、算命学と結婚についてもまた考えていくテーマの一つなのだなと思うところです。
30歳になる前の若い頃は命式で生きないでチャレンジする時期。
その間にする結婚は必ずしも命の関係ではないということ。
そこからチャレンジしていく感じで、葛藤や悩みを越えていくことになります。
一方命を生きようとする中の結婚は、情だけではない関係性もあり。
50代の結婚、大人の結婚となるとそれよりさらに成熟した関係性なのかもしれません!


さて、結婚について算命学ではまず。陰占から考えます。
配偶者干をみるわけですが、日干と干合する干と、陰陽違いの干のことです。
例えば日干が「辛」であれば、配偶者干は干合する「丙」陰陽違いの「丁」も配偶者干支にはなります(偏夫、偏妻とされますが)。

配偶者干が1つの人は普通に結婚に向かいます。
2つの人は2人の間で迷いつつも普通に結婚に向かえる人です。
でも、必ずしも結婚ができます!とも言えません。
やはり宿命を生きていく中で起こる出来事の一つという感じ。

では3つ以上ある人はどうか。
配偶者多過となり、配偶者縁は薄くなります。
たくさんの異性と縁がありすぎて、何だかモテるけど結婚しないようなそんなイメージです。
配偶者多過の人は同じように配偶者の干がたくさんある人と普通に結婚することも可能です。
もしくは、後天運で本気で作戦会議をして工夫してみることも一つ。

ただし、このタイプの命式をそれぞれ眺めていて思うのですが(私の娘の命式も含めて)本当にその人は結婚したいのか、何故結婚したいと思うのかなど深く一緒に探っていくことも必要かもしれません。
意外と全体を見渡してみると、結婚に向かう前に他のことで無我夢中になりそうな命式だな、など見えてくることも多いのです。

算命学は古い学問であるため、結婚して子孫を残すことを求められがちだった時代のものでもあります。
予想はされていましたが、ここまで少子化となり子育て環境も日々変わっていく中でパートナーの役割、父親母親の在り方を考えると、
本当にそれぞれの命式に合わせて丁寧に考えていかなければいけないなと思うところです。

次回はもっと配偶者干の多い場合、どう考えるとよいかについて触れてみようと思います。

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