算命学:調舒星の完全洩気について
引き続き十大主星の陽転と陰転について考えてみようと思います。
命式を捉えようとするときに、⚪︎⚪︎星=〜〜〜〜。という一次情報だけでは見えてこないことがほとんどで、その見える、考えるときに必要になってくるのが、
もう一つ踏み込んだ理解とか知識です。
それをフル活用して命式と向き合う時には、必ずと言っていいほどにその命式の人物に馳せる想いが出てくるので、とても大切な過程です。
AIの知識、鑑定とは違う何かがそこにあると思っています。
ということでお伝えできたらいいなと思い書いています。
今回は調舒星です。
日干と日干が洩らす(生じる)陰陽違いの干との組み合わせで出てくる星。
火性の伝達本能の星。自分が和合性を持って生じて洩らす気の星。
和合しているのでとてもスムーズに生じて洩らしていきます。
そこで完全洩気の星と言われています。それならば、鳳閣星の方が素直にそのまま洩れる感じなのでは?と私も学び始めた頃に思ったのですが。
調舒星の方がスムーズに伝えたいところに入っていく様に加工したり歪めたりするという姿からそのように捉えられます。
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