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日居天中殺を発揮するということ。日本中からありがとうが聞こえた日。

子どもの頃から本が好き。
言葉が好きだったし、何なら物心つくまで?私の心は谷川俊太郎さんと、灰谷健次郎さんでできていたと言っても過言ではないような気がします。
それより小さい頃は安房なお子さん100%。

俺、いま幸せなんだよね。
歳とってカラダが重くなって、朝っぱらから昼寝をしたい気分だけど、
ココロはなんか余分なものがなくなって、軽くなってる。軽いのは軽薄とは違うよ。
快活っていうのが近いかな、青空みたいなココロ、でも少しは雲もある。

谷川俊太郎「幸せについて」

晩年期に書かれた本の一文。
心底憧れています。私もこれを体験してみたい!!!


人間ってわざとらしい。
言葉というのが邪魔して、なんか自然じゃなくなる。

こどものことばでおとなのこころをかく
こどものことばにはおとなにくらべて
うそがすくないからだという

自分の作品に関して重入れが少ない。いつも割と冷めた目で見てるから。

言葉って、万人共有のものでしょう。いくら自分の個性で書いたと思ってても、結局万人にそのまま通じちゃうわけだから、はじめっから自分のものとして抱え込もうとするのは諦めた

表現できる自己なんてあるのかな

昨今の谷川さんの言葉ですが、一体どのような方だったのか。どんな風にご自身を92年生きられたのか。尊敬の念を込めて、学ばせていただこうと思います。

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