《絵本レビュー》ゆびたこ
こんばんわ!
今日はですね、ばーばが夕食を奢ってくれました。
ところが、いきつけのうどん屋さんは、お客さんが多くてですね。
なんでなんだろうと....。
そしてそして、娘たちのお友達家族にその店内で会うという(笑)
田舎は狭いのです!
んさっ、今宵もやっていきましょう!
レビューする絵本は【ゆびたこ】です(^^)
作者は、くせさなえさん。
初版は、2013年1月です。
《ストーリーについて》
もうすぐ、一年生なのに、わたしは、指しゃぶりがやめられない。
だから左手の親指には、タコがある。
なんで、吸ってしまうんやろ....
恥ずかしいなぁ。
このタコきえへんかなぁ。
わたしが、たこをぐりぐり押していると、
『イタッ!』
指から、声がした。
え?なに?うそやろ?
一年生になる前に〝ゆびたこ〟とたたかう女の子の妄想的な真剣な物語です。
《10コの好きなところ》
①表紙が、指しゃぶりがやめれない女の子のアップが描かれていて、指がおいしそうにみえる。
②本のサイズは、大きめで迫力があるし小さな指がよくみえる。
③題字の文字は、青い線に黄色い丸ゴシックなフォントで指のの丸さとリンクする。
④絵も、指タコの化身みたいなおじさんが絶妙に怖いし気持ち悪く描かれているところが素敵。
⑤文は、女の子と指タコの関西弁まじりのやりとりがなんともリズミカルでたのしい。
⑥家族みんなで、女の子の指しゃぶりをなおしてあげようとする愛が垣間見えるところ。
⑦指タコの顔がリアルなおじさんすぎて怖いし、これじゃ、指しゃぶり卒業しようとおもう。
⑧そこからの、女の子の指タコへの妄想が凄すぎて恐怖を感じているところ。
⑨女の子と指タコの攻防戦が終盤に繰り広げられるのでそこは見どころっ!
⑩最後は、指しゃぶりを卒業しながらハッピーエンド!
《読み聞かせをしてみて》
娘たち(7才・5才)は、
『わたしは、ゆびしゃぶりしたことないよね?ママっ!』
『ゆびたこってさぁ、ようかい?きたろうと、ともだちなのかな?』
『しかもさ、ゆびたこってさぁ、ズルいよねっ!おんなのこをだましてからっ!』
って、言ってました。(笑)
わたしは、この指タコの表情がなんとも言えなくてですね、女の子がどんなに怖かったかを想像しながら読み聞かせしました。
《おしまいの言葉》
わたしの癖を母に聞いたんですが、特になくてなんだかガックリしております。
うちの長女は、2才くらいまで、眠る前にほっぺを指で円を描くようにして寝てました。
人差し指で自分でクルクルしてですね(笑)
面白かったんですよね。
今なら、もっと面白がってみれるのになって、余裕のない頃の私に言ってやりたいですっ。
☆彡
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