《絵本レビュー》みならいサンタ

2020年12月16日 22:26

こんばんわ！

今日は、初雪が降ったところも多かったのではないでしょうか？

コチラもどうやら、降ったみたいです。
（わたしは気づきませんでしたが（笑））

灯油がなくなったので明日入れにいかねばっ。

んさっ、今宵もやっていきましょう！
レビューする絵本は【みならいサンタ】です。

作者は、そのだえりさん。
初版は、2019年11月です。

《ストーリーについて》

メリークリスマス！！
今年のプレゼントは、わたしがお届けします。

みならいサンタのみなちゃんが、サンタさんと一緒に、はじめてプレゼントを届けにいきます。

一緒に、えんとつから、縄ばしごを下ろして、暖炉をくぐり子供部屋へ。

サンタさんの指導のもと、昇給テストが始まります。

きちんと合格することができるのでしょうか？

みなちゃんのワクワクドキドキな、見習いっぷりが愛しい絵本です。

《10コの好きなところ》

①表紙が、みなちゃんの高さからみた視点で走っている様子が描かれていて疾走感あふれるワクワクしたイメージが伝わる。

②見返しが、みなちゃんのサンタ入門から今までの様子が描かれていて物語の前の段階のコトを知ることができる。

③題字の文字は、弧にそうようにレイアウトされていて、さんたさんの丸みを想像したり
優しい雰囲気がする。

④絵も、優しいタッチで多角的に描かれていて、アイテムや他のキャラクターも丁寧に描かれている。

⑤文は、話し言葉がたくさん書かれていて、みなちゃんのサンタ試験に受かりたいという熱意が伝わる。

⑥冒頭の、トナカイとサンタとみなちゃんのページがクリスマス感満点！

⑦サンタさんと、みなちゃんが縄ばしごで、煙突の中を降りている時に吹いている風の表現がリアルに描かれている。風の強さもわかる。

⑧子どもが書いたサンタさんへの手紙やクッキーや飲み物も丁寧に描かれているし、手紙もきちんと読める。

⑨サンタ専用の方位磁針や、サンタの心得の本、それからネコと話したりとファンタジー要素もたくさん。

⑩最後は、楽しいパーティーで、メリークリスマス！

《読み聞かせをしてみて》

娘たち（7才・5才）は、

『わたしも、サンタさんになりたいんだけど、かいいんしょうつくってよ！』
『うそつきはさ、サンタさんには、なれないんだよね？』
『ネコにもプレゼントあるってさぁ、やさしすぎやろっ♡』

って、言ってました。

わたしはですね、いや、わたしもですね（笑）見習いサンタになりたかったので、羨ましい気持ちで読み聞かせしました。

《おしまいの言葉》

アドベント絵本を続けて、なんか毎日がクリスマスまみれです（笑）

赤い服に、白い街。
鈴の音と、トナカイとソリ。

今回は見習いサンタの、みなちゃんのサンタ３級の行く末を見守ることができました。

娘たちも、みなちゃんが一時はどうなるかとヤキモキしましたよ（笑）

おめでとう、みなちゃん♡

☆彡

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