《絵本レビュー》たぷの里
こんにちは、この絵本レビューに毎回2時間かかっているコボシです。(遅い(笑))
絵本レビューも、20本目になり、孤独だなぁと感じていたときに、友人との電話でコロリと復活したんですよねぇ。
持つべきものは友人です(単純)
さぁ、そんなはりきるコボシが今日ご紹介する絵本がコチラ《たぷの里》。
初版は2019年7月で、対象年齢が赤ちゃんから君までみたいです(笑)なるほどぉ作者は、ギャグ漫画家の藤岡高太郎さんなんですね合点!
ストーリーはと申しますと、ん〜ん〜ん〜と。
ん〜ん〜。たぷの里というお相撲さんが、こどもの頭に腹の肉をひらすらのせている感じですかね(笑)
多分意味はないとおもうんですけど、『たぷ』っていう文と一緒に突如たぷの里が出現するんですよね。
『動(日常の一コマ)』に『静(たぷの里の出現)』みたいな感じで、ドッキリかとおもうくらいの突然感がすごいんです。
で、ストーリーに出てくるこどもたちが行動しているところを、わざわざ、たぷの里が行動を止めるわけです。
止め方も、腹の肉で....
シュールなんですけど、子どもの頭がたぷの里の腹の肉にハマるってかなり面白いんですよ。(くやしい)
ハマっているときの、子どもたちの無の顔です。
『えっ?何が起きた?』っていうくらい突然すぎますもん(笑)
ネコがたくさん集まっているページがあるんですけど、さすがネコ、たぷの里が登場すると逃げます(笑)
子どもたちは、やっぱり『えっなに?』の顔しているんですがね動物の瞬発力ぱないですね。
いやちがうなぁ、もしかしたら子ども達って、ちょっとたぷの里に迷惑しているんですよね、こまったなぁって。
最後のページなんて、えぇ!こんなとこにもぉーーー?みたいな結末ですよ。
娘たちに読み聞かせをすると、キャッキャ笑って、たぷの里のマネをしました。例えば次女なんてわざわざ上半身はだかんぼになって、わたしの頭の上に、お腹を乗せ
『せーのっ、たぷっ!!!』
って言っては1人で大爆笑し、長女は自分で物語の続きを作って1人で笑ってましたね。
結構、私たちの間で流行って、しばらくは『たぷたぷたぷたぷ』言っていたような気がします。
ついには、たぷの里Tシャツ買いましたから(笑)布地が黄色なので目立ちましたよね。
なんか、おしゃれなんですよ。たぷの里って。
多分、お相撲さんの格好しているのでお相撲さんだと思うんですけどね、ストーリーは相撲っぽさゼロですもんね。降ってくるみたいな。
なにが面白いんだろうなぁ.....
見た目とまつ毛と無表情さかもしれませんね。文字も明朝体なので、そこもまたシュールさに拍車がかかりますよね。
ギャグ漫画家さんだけあって、笑いのプロのエッセンスが入っているし、なぜ面白いかという因数分解は結局出来ませんでした。
ただ結果論として、笑えるということです。
笑いたい方、たぷの里がきっとあなたを笑顔にしれくれるでしょう。
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