《絵本レビュー》ねえさんといもうと
おはようございます。
ただいまの気温17℃晴れです。
今日も、最高気温24℃まで上がります。
ほんと、暑いですよね。いや、年々暑くなるスピードはやくなっていやしないですかね。
しかも、時期的に朝晩は少し冷えるので過ごしにくいです。
はいそんな暑さも吹き飛ばせるくらい、今日も手持ちの絵本の中からレビューしていきましょう(^^)
《ねえさんといもうと》という絵本なんですけど、たしか2人目が生まれて少し経った後に購入しました。
ウチの子も姉妹なんですが、やっぱり妹の方にばかり手がかかっていたので、しょうがないんですけど自分の中でどこか長女に申し訳ない気持ちがあったんだと思います。
文は、シャーロット・ゾロトウさんで、絵/訳は《よるくま》でおなじみの酒井駒子さんです。
まぁ、タイトル通り、何気ない日の姉妹のお話なんですが、なんだろ姉妹の性格がよく現れてるなぁって思いながら読みました。
お姉ちゃんは、妹の面倒見がバツグンなんですよとにかく。例えば、ブランコをおしてくれたりハサミを使うときは見守ってくれたりと、ほんと何から何まで立派。
でも、ある日いもうとがそんな毎日から1人になりたいって思うんですよね。そして、家を出て行っちゃう。
(決して怒っての家出とかではないですよ(笑)好奇心の方だと思ういます)
さぁ、お姉ちゃんどーする!?みたいなストーリーです。
絵がですね、ストップモーション・アニメーションみたいに一瞬を切り取ってページがつながるように見えるのはわたしだけですか?(しらんがな)
もー、お姉ちゃんが妹に優しくしている様子が繊細なタッチで描かれています。淡い色と、やさしい線で(^^)
特にスキなシーンが、妹が野菊の中に寝転ぶページがあるんですが、匂いとか感触が伝わってくるようなタッチなんですよね。なんとも気持ちよさそうです。
文も、やさしく表現されているんですよ。
何でも、教えてあげたいお世話したいお姉さんらしさや、好奇心旺盛で気分屋でお姉ちゃん大好きな妹らしさがでているんです。
はぁ〜、お姉ちゃんが泣くページがあるんですが、ページの中に入って抱きしめてあげたいくらい(笑)
読み聞かせをした時に、長女はお姉ちゃんに感情移入して次女は、妹の方に感情移入してました。
わたしは、わたしでお母さんとして感情移入。
長女は、読み聞かせが終わると甘えてきました。これって、この絵本のお姉ちゃんにすごい共感したんだなぁって思ってて。次女は、あっけらかんとして眠りについたんですがね(笑)
実は、わたしも下に弟がいる長女なんです。
だから、長女の宿命というか気持ちがわかるんですよね。
わたしは、子育て論ではないですが3つ決めていることがあって、それが
①『もうお姉ちゃんでしょ!』は言わない。
②言い訳をキチンと聞く。
③褒めちぎる。
です。
この3つは、自分がしてもらえなかったことでした(笑)というより、求めてたのかもしれませんね。
母親は、優劣をつけているわけではないけど、なかなか忙しかったりすると、物分かりの良い上の子に言ってしまいがちですよね。
わたし自身も日々反省しております。
がしかぁし、1人の人間でもありますので自分を甘やかしながら子育てするくらいが娘にも優しくできるということを学びました(笑)
無償の愛をくれる娘たちと、限りある時間を面白く使いたいものです。
子育てに悩まれている方、ママ一年生の方におすすめな一冊ですよ(^^)
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