《絵本レビュー》メリークリスマスおつきさま
こんばんわ!
今日も、寒かったですね。
雪化粧してる山々が、冬の季節を感じさせます。
もう、就寝前に布団を暖めてないと足が氷になるんじゃないかと、心配しております(笑)
んさっ、今宵もやっていきましょう!
レビューする絵本は【メリークリスマスおつきさま】です。
作者は、アンドレ・ダーハンさん。
訳は、きたやまようこさん。
初版は、2011年10月です。
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《ストーリーについて》
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のねずみのマヤは、薄暗い自分の部屋に少しでもいいから明るい光があればいいのにと思っていました。
そこで、お月さまには自分の願う声は届かないので手紙に書いて飛ばしました。
飛んだ先は、おつきさまではなく夜に窓を閉めようとしていたサンタさん宅だったのです。
のねずみのマヤの願いは、どうなるのでしょうか?
サンタさんと、お月さまと、お星さまが力を合わせて、マヤの心まで明るくする、聖なる夜の物語です。
《10コの好きなところ》
①表紙が、プレゼントを楽しそうに開けるのねずみのマヤが描かれているところがかわいい。(片方のリボンの端が長いのが物語よキーポイント)
②見返しの夜空の絵から、澄んだ空気の匂いがしそうな気がする。
③題字の文字は、黄色で星座のような手書きっぽいオリジナルフォントが物語とマッチしている。
④絵も、幻想的で柔らかいタッチなので、優しい気持ちになれる。
⑤文は、運動会のリレーのようにサンタさんとお月さまとお星さまが流れるように物語が進んでいくところが気持ちいい。
⑥冒頭の、のねずみのマヤの薄暗い部屋から始まるところがとても良い。なぜならここから壮大な物語となるから。
⑦サンタさんが空の窓から顔を出しているところがファンタジー。異次元にいるのだろう。そして、とても優しい設定もサンタさんらしくていい。
⑧月から光を分けてもらっているページは、サンタさんと月の夢のコラボレーション。しかも、月も快諾して分けてくれる優しい設定。
⑨お星さまに、手伝ってもらってプレゼントを置くのだけど、そこにも優しい配慮があるところが素敵。
⑩最後は、ねずみのクリスマスソングをみんなで歌って、ハッピーエンド。
《読み聞かせをしてみて》
娘たち(7才・5才)は、
『ねずみさん、ひかりをもらってよかったねぇ〜』
『サンタさんのいえってさ、そらのとちゅうにあるの??』
『トナカイってさ、サンタさんのことがだいすきなんだよね♡』
って、言ってました。
わたしはですね、こうやって人の願いって可能のかもしれないなぁって思いながら読み聞かせしました。
《おしまいの言葉》
誰かの夢が叶う時って、誰かがバトンを繋いでくれているような気がします。
おかげさまでとか、よく言いますもんね。
感謝の気持ちっていつでも忘れちゃダメだなって思いましたよ。
運も勿論大事だと思いますがね(笑)
いつも、ありがとうございますっ。
☆彡
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