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《絵本レビュー》ぐりとぐら
こんばんわ!
今日はいつもお散歩する公園に、保育園児さんかな?半袖でマラソン大会らしきことをしてたんですよね。
先生たちも半袖で。
これって不思議なもので、大人の半袖姿は寒そうにみえるんですが、子供たちの半袖姿はポカポカにみえるんですよ。
さすが風の子です。(うらやまし)
んさっ、今宵もやっていきましょう!
レビューする絵本は【ぐりとぐら】です。
作は、中川李枝子さん。
絵は、大村百合子さん。
初版は、1963年12月です。
読んであげるなら3才から。
自分で読むなら小学校初級むき。
(全国学校図書館協議会選定図書「基本図書」)
(厚生省中央児童福祉審議会特別推薦図書)
《ストーリーについて》
主人公は、お料理好きな、のねずみのぐりとぐら。
ある日、森の奥へ出かけると道の真ん中に、とても大きな卵が落ちてました。
ぐりが、大きいカステラができるというと、ぐらも賛成し.....。
さぁ、ぐりとぐらはどうやってカステラを作るのでしょう?
アイデアが炸裂する、ぐりとぐらの優しくて美味しい物語です。
《10コの好きなところ》
①表紙が、ぐりとぐらがお花とカゴを持って食材を探しているところが描かれていてワクワク感が伝わってくる。
②絵本のサイズも横長で、広範囲や多くの登場人物がよくみえるように描かれているところ。
③題字の文字は、青と赤のぐりとぐらの洋服の色にあわせてて手書きのフォントが可愛い。
④絵も、シンプルな線からカステラを作る工程がとても見やすい。
⑤文は、絵をさらに詳しく説明しているところがわかりやすい。〝ぐらぐら〟と繰り返し使われて歌っているところが楽しい。
⑥見返しの部分も森の中を彷彿させるグリーンの用紙が使われているところも爽やか。
⑦大きな卵をみつけるストーリーがわくわくさせるし、そこからカステラを作るところも珍しい。
⑧そこに付随して、大きな調理器具や調理方法のアイデアも楽しい。
⑨カステラのいい匂いにつれられて動物たちもたくさん集まってくるところも賑やか。そして、おとなしく待っているところも可愛い(笑)
⑩最後は、卵の殻で楽チン移動でハッピーエンド!
《読み聞かせをしてみて》
娘たち(7才・5才)は、
『ぼうしがかわいいねぇ♡このこたちも、こびとなの?』
『おおきなたまごは、だれのたまごかなぁ、おおきいヒヨコちゃんはいってると?』
『みんな、おりこうさんにカステラできるのまってるねぇ〜♡』
って、言ってました。(笑)
わたしは、ぐりとぐらのアイデアの数々ととにかく料理上手な手際が良いところにグッときながら読み聞かせしました。
《おしまいの言葉》
もう、ぐりとぐらの仲睦まじい感じとタンタンとこなしていく様に尊敬の念ですよ(笑)
パートナーってこういうことをいうんでしょうね。
ここ数年で、パートナーっていう言葉が浸透してきましたね。
異性や同性同士の価値観が時代によって変わってきたなぁって思います。
絵本の物語はいつだって、平等な世界です。
☆彡
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