アイデアは、タダなんでしょうか?
昨年から、自社サイトからの新規のお客様案件について、1件あたり企画費として僅か(数万円程度)ですがいただくようにしました。今までは、製造業として作ったモノ(製品)に対してしかお金をいただけなかったのですが、実際には貼り箱を企画(各種打ち合わせや素材を含めた仕様提案など)するために多くの知恵や時間を使っています。
思い切って、それに対しての対価をいただくことを決めました。
箱屋(パッケージ業界)としては、かなり大胆なことだと思います。恐らく、そんな箱屋は中々ありませんからね。
我々の業界だと企画費どころか、一から考えて作るサンプル製作費すらタダ(受注するためのサービス)という会社もたくさんあるくらいです。
当初は、お客様に受け入れられるかかなり不安でした。
実際、「こんなお金、払えません」というところもありました。でもそこは、鉄の意志で頑張ろうと決めました。
そうしていると全てではありませんが、受け入れてもらえるようになりました。
先日あるお客様から、それについて嬉しい言葉をいただきました。見積もりに「企画費」の記載がある箱屋さんをはじめてみましたが、逆に「ここなら、信頼できる!!(企画費を取るくらいだから。笑)」と、すごく感じましたと。
そう言っていただけるお客様は多くはないと思いますが、これからはその提案に見合うだけの企画費をいただけるようにがんばります.…。