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「知の探索」と「知の深化」のバランス

<両利きの経営(Ambidexterity)>

イノベーションには、「知の探索」と「知の深化」の両方のバランスが必要。
自分が知る領域以外の「知」に目を向けることで、全く違うものが見えてくる。でも、これは言うのは簡単だが実行するのはすごく難しい。そして時間と手間がかかり、失敗の連続。簡単には、結果に結びつかない。しかしこれをやり続けることで、新しい光が見えて来ると思う。

ある意味、経営トップがちゃんと理解していないとできないだろう。
社内で新規事業部をつくり、新たな事業に乗り出すことはよくある。しかし実際は失敗の連続で、結果なんてそうすぐに出るものではない。だって本業とは別世界のことを手掛けるわけだから、完全に手探りでやっていくしかない。辛い日々が続く。本当にこんなことをやっていいんだろうかと、疑心暗鬼に駆られる。とめどない不安と恐怖。それは、耐えるしかないかな。ホント、辛いけど。

こんなつらい日々が5年、10年と続く。
でも、やり続けないと結果は出てこない。

目の前に、ずっと霧が立ち込めてる感じ。
しかしいつかは霧が晴れ、日が差してくる時が来る。

嬉しいというよりも、ホッとする。
自分がやってきたことは、間違えではなかったと。
そこまで、耐えられるかどうか。
経営って、まさに忍耐だよね。

生物の多様性と一緒で、いろんな生き物(考え方)があるからこそ次に持続される。

そしてそれを、どう深堀りできるか。
これはこれで難しいけど、企業は得意なやり方。
もっというと、今後この分野はAIが担っていくのかも?

AIが最も得意なやり方であり、既存のものを効率よくこなすのは人間よりも優れている。
この分野はAIが、人間に取って代わっていくと思われる。
失敗を続けられるのは人間だけだから、「知の探索」は人がやらないと。
「知の深化」は、人も含めてAIやらが極めて行く。

この二つがないと、今後は生き残れないのかも......。

「気になった」。
ハードの会社なのにソフトでの差別化にもがく町工場社長。

ある日、コピーライター田中有史が、町工場のキャッチコピーを勝手に作った件。町工場のブランディングにつながるキャッチコピー

意思を運ぶ箱。人の心を動かすパッケージ
貼り箱の企画・製造:村上紙器工業所

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