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たくさんのありがとう
おいでませ。玻璃です。
今年の春からnoteを始めて、毎週金曜日の16:00に更新する。
これが私の新しい習慣になった。
そして、今年最後の更新。
どんな気持ちでnoteと向き合ってきたのか、この一年を振り返ってみようと思う。
ずいぶん前から、ぼんやりと自分の家族の話や自分史を何かに書き残せたらいいなと考えていた。
去年から始めた断捨離とシンプルな生活がとても気持ちよかったせいか、自分の人生の棚卸しをしてみたくなったのだ。
いろいろ悩んで場所はnoteに決めた。
本を自費出版するという手もあったかもしれないが、応援してくれる仲間のためにも、誰でも気軽にPCやスマホから毎週少しずつ読むことができる場所にしたかった。
そして、他のSNSと違って文章に集中できるというのもnoteの良さだと思う。
私が産まれる前までさかのぼって書き始める。どんな家族のもとで私が生まれてきたのかというところから始めたかった。
それには、今まで家族から聞いたいくつものピースをはめ込む作業から始めることとなる。
それでも埋まらないピースは姉たちや親戚から再度聞くことで少しずつ埋めていく。
毎週金曜日に更新するために、水曜日あたりにはざっくりと書き上げて、残りの2日間で読み込んで投稿するというルーティン。
まず何の事を書くのかというところから決める。
毎週、私と私の中の玻璃ちゃんとで打ち合わせをする。
文章を書くときも何度も玻璃ちゃんと頭の中で話し合う。
この作業が大変だけど、私と玻璃ちゃんとの大切なコミュニケーションの時間。
そしてその文章の中には、亡くなった祖父母や母、元気だった頃の父、みんなが呼吸をして生きている。
人の脳とは不思議なものだ。
毎回書こうとすると、普段は思い出さない小さな小さな記憶のカケラたちが「こっちだよ」と私を呼んでいるように感じる。
そこへ行ってみると、みんなの会話まで聞こえてくる。
時には文字を打ち込みながら、号泣することもあった。
もう会えない家族に無性に会いたくなる。
会ってあの時に伝えられなかった「ありがとう」をたくさん伝えたい。
でも会うことは叶わない。
会って伝えられる人にはちゃんと言葉にして感謝や愛情を伝えなければいけないと改めて感じる。
自分と自分の家族に改めて向き合うことで、新しい毎日を歩む道標ができたようだ。
そして今年最後に伝えたい…。
とりとめのない私の昔話にいつもスキやコメントをくださる皆さんに
心から感謝の気持ちを伝えたい。
ありがとうございます。
もし良かったら、この「はぎいろモンタージュ」への感想や好きだった回などひと言でも頂けたら励みになります。
ではまた、来年もお会いしましょう。