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身近な地域で健康と安心を実現する「コミュニティナース」 (Social Mirai Design)

 コミュニティがテーマの連続講座Social Mirai Design、第5回ゲストは、Community Nurse Company株式会社代表取締役の矢田明子さんでした。

コミュニティナースって何?

 お恥ずかしながら、去年のSMDを受けるまで、コミュニティナースという言葉自体も知りませんでした。

 コミュニティナースカンパニーの説明を要約すると↓

コミュニティナースとは、「地域の人の暮らしの身近な存在として『毎日の嬉しいや楽しい』を一緒につくり、『心と身体の健康と安心』を実現する」人であり、職業や資格ではなく実践のあり方

矢田さんの「コミュニティナース」ヒストリー

 矢田さんが「コミュニティナース」と名乗るようになるまでのダイジェストは、

・健診受診機会が少なかった自営業のお父様が早くに亡くなる
・病院では“健康探求家”が活躍してる!地域に来てくれればいいのに〜!
・まずは自分が看護師に…!
・看護師=病院という伝統的概念。地域で名乗ると各方位的に微妙…
・海外の「コミュニティナース」なら使えるかも?!

 と、社会人になってから看護学科へ入り直し、自分のお父さんのような人へアプローチできるやり方を模索されてきたそうです。

 その後、矢田さんの実践を知り多くの問い合わせがあったことなどから、コミュニティナースカンパニーを立ち上げ、修了生のネットワークづくりやモデル事業作りをしてきているそうです。

地域コミュニティへのTips

▶︎コミュニティ全体の輪を広げるには?
 始まりはごく数人の関心と思い入れを大切にして進めていく。その数人が楽しんでキラキラしていると、自然に地域に広がっていく。

▶︎クレームを応援に変える
 小さなクレームはたくさんある。そういう言いづらいことを言いやすいような雰囲気を作っておくことで、応援してくれるように変わってくる。

▶︎企業や自治体のタイアップ
 これまで営業したことはない。頼りにしてくれると相手が価値づけをしてくれる。タイアップするとなった時は本音で話す。

📖過去記録
第2回 やわらかなコミュニティ になっていくのか?
第3回 コミュニティでハテナソン
第4回 動きながら変えていく コミュニティ × ティール組織

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