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超絶忙しい時の、心の「余白」の作り方

 子どもが生まれてしばらく経ってからの私のテーマは、「自分を犠牲にせず、自分時間をいかにつくるか」です。

 特に第2子が産まれてからは、仕事・子育て・家事・本業以外の活動を常に並行して早3年が経った私なりの、めちゃめちゃ忙しい〜!時に余白を作る方法をまとめてみたいと思います。

なぜ余白が必要なのか

 きっかけは、育休中に読んだ佐宗邦威さんの「直感と論理をつなぐ思考法 VISION DRIVEN」という本でした。
 この本では、「ビジョン思考」というものが提唱されていて、自分モードを作るためには余白が必要ということが書かれてます。以前読んだ時のまとめはこちら↓

 日々の生活の中で余白がないと、目の前のことをこなすだけで、つい近視眼的になってしまい、
・余裕がなくてイライラ&落ち込みやすい
・自分のことだけで周囲への配慮が減る
・好きなことや大切にしてることを見失いがち
・ちょっと先の未来へのアクションができない
・長期的なビジョンが立てられない
などなどのデメリットがたくさんあると実感しています。

 意図的に「余白」を作っていくことで、どんなに忙しくても自分を俯瞰して振り返れたり、ちょっと先のことを考えて新しいアクションをしていけたりして、自分の人生の舵取りを自分でしっかり取れてる感覚が生まれます。

余白を作るための土台

余白が大事なんだという意識を持つ

 そもそもですが、日々の生活の中で余白を持つことの大切さを認識しておくことが大事です。
 私の場合、どんなに忙しくなっても余白を持つことで、自分のやりたいことや未来に向けたアクションがしやすくなる!ということを、先ほどの本を読んでから強く意識するようになりました。

強制余白タイムを日々の生活に組み込む

 月に1回・1時間は、絶対に余白タイムを作るよう、家族との生活の中で予定を組み込んでおき、習慣にしていきます。
 私の場合は、月に1〜3回、週末のお風呂を一人で1時間入らせてもらうということを2年ほど続けています。
 この1時間は、余裕があれば内省タイムで、ペンとノートを持ち込んで頭に思い浮かんでることをわ〜っと書き出したり、余裕がなければ漫画や小説を読んで頭の中をリセットしたりしています。

コントロールバーを自分で握る

 忙しくない時期から、「コントロールバーを自分で握る」というマインドセットをしっかりしておくことが重要です。
 「やるかやらないか悩んでいる時」「新しい案件が始まる時」など、この選択は自分がやりたくてしていることだという納得感があることや、納得できないことでもそれを含めて選んだのは自分なんだとしっかり認識しておきます。
 その上で、「プロジェクト自分」のコントロールバーは、私自身が持って、動かしているんだという感覚を持っておくと、いざ忙しくなった時の消耗感が薄れます。

選択肢は無限にあることを知っておく

 余裕がなくなってくると、自分の居場所・自分の仕事はここにしかない、ここで頑張るしかないという精神状態になりがちです。
 逆説的なんですが、「いっそ今やってること全部やめてしまっても、私には他の選択肢もたくさんあるんだ」と思えることで余裕がうまれてきます。
 余裕がある時期には、なるべくいろんな人と話したり、情報収集をして、多様な選択肢を知っておくことが重要だと思います。

超絶忙しい時の余白の意識の仕方

余白のなさに気づける指標を持つ

 そもそも「私今、余白ないなー」と気づけることが重要で、そのためには明確にわかる行動指標を持つと良いと思っています。
 私の場合は、「noteの更新頻度・内容」「運動の頻度」「朝の筋トレの頻度」で、余白のなさを測っています。
 余裕がある時ならやってることや、本当はやりたいことで考えると良いかもしれません。決めた指標が最近できてない!少ない!という時は、余白がなくなってきてる証拠です。

忙しさのゴールを意識する

 余白がなくなってきてることに気づいたら、まずはこの忙しさは「今だけ」で、いつかは終わるから大丈夫、とどーんと構えることが大事です。
 また、なるべく今の忙しさが終わるゴールが何ヶ月後になるのかを意識するようにしています。例えば、今関わってるこれは○月に終わって、これは◯月に終わるから、◯月頃には一旦余裕が生まれそう!という感じ。
 大事なことは、忙しさのゴールを迎えたら、また余白をしっかり作る生活に戻るぞと強く意識しておくことかと思います。

視点を未来に向ける

 忙しい時こそ、すごく頑張って視点を先に向けるようにしています。
 例えば、1年後の自分から見たら今の忙しさは?5年後の自分から見たら今の忙しさがどうつながってる?など、視点を先に置くと、その忙しさの意味が違って見えてくるし、ちょっと元気が出てきます。
 もし、何かに書き出せれば可視化されてよりよいですが、それすらできないくらい忙しい時は、ふとした時に頭の中で考えるだけでも十分効果があると思います。

完璧主義をやめてできることから取り組む

 忙しくなって余白がなくなってくると、あれもこれもできてない!となりがちですが、その時にできることを、1つだけでも、頻度は少なくてもやろうと思うと、一気にハードルが下がります。
 私はつい完璧主義になりがちなんですが、自分へのハードルを頑張って下げて、できることから、少しずつ、余白を取り戻していくことが大事だと思います。

余白を作って自分らしい日々を送ろう

 だいぶ長くなってしまいましたが、実は私自身ここ数ヶ月、超絶忙しくてまったく余白がない状態でした。
 ようやく、ふと余白ができた!と思えた今朝、ずっと書きたかったこのことをまとめられてすごくスッキリしてます。
 仕事も、子育ても、家事も、自分のやりたい活動も、余白を意識することでやりたいように進めていけるといいなと改めて思いました。

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