見出し画像

白いものといえば

お金はないけれど、本は買う。ハンガンさんの「すべての、白いものたちの」を読む。白いものが最初に挙げられているけれど、わたしが思う白いものといえば、
ソフトクリーム
白玉


と連想していったけど、3つしか思い浮かばなかった。後書きにも書いてあったが、ハンガンさんの息子も小説を書いている時にその日見た白いものについてお話ししてくれたそう。連想したくなるよね、白いもの。

毎日苦しくて海辺へ出かけた日に食べたソフトクリーム。とても寒かった、2月だったと思う。鼻水がたくさん出て来たけれど、食べきった時にはなんだか少し回復していた。

一人暮らしをして間もない頃に、おやつを作りたくなって作った白玉団子。とてもうまくできて、白玉をうまく作れるんだから、わたしはどうにかなると何故か思った。

大学の頃に、わたし雲の写真を毎日撮ってるんですって言ったあの子、どんなことして暮らしているのか気になるけれど。人との関係を長続きできないわたしは、その子のことを知る術がない。

「すべての、白いものたちの」を読んで、もう少しわたしは自分のことばかりでなく、世界に対して目を向けたいと思った。内にこもってばっかしだから外に目線を向けたいと思った。最近咳が止まらなくて病院に行ったら、喘息と診断された。毎日苦しいから、また内にこもってしまうけれど、なるべく外に目を向けたい。

誰かのnoteで読んだこと、「主体的に生きる」決して誰かのせいにするでもなく、「主体的に生きる」。その言葉に妙に感激して、わたしは何かのせいにしてばかりな人生だったと自分の人生を振り返る。
主体的に生きて、外部と繋がりたい。自分のことばかりを考えるのではなく、身につけたことで言葉を紡ぎたい。そういう時間の使い方をしていきたい。

いいなと思ったら応援しよう!