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「政とイチ」

今 一番続きを楽しみにしているマンガ
やっと!
コミックスが出た。
まとまった状態で読めるのが嬉しい。

毎日更新という連載の形で
随時続きが読めるのは嬉しい。
が・・・
一気に読みたかった。
きっと出ると思ってた!


多分 読んだ本の総量の中
マンガはかなり少ない。

お気に入りのマンガは?
聞かれると
すぐにタイトルが出てこない。


数あるマンガの中
特に日常系、恋愛系は
一番興味が持てないジャンルだ
読んでも
面白く感じることが出来る作品
殆どない。
日常や恋愛をテーマとした
その作品が つまらないマンガ
ではない。


「当たり前の日常」
「恋愛」
自分の中には
そういう分野に対して
「琴線に触れる」という感覚が
無いんだろう。

仕事上の
参考資料だったり
知識としてだったり。
頭の中では
そういったカテゴリに
入っている。


「政とイチ」
作風?
空気感?
どう表現しよう。

成層圏から地上まで
急降下しても
ふんわりと
温かく包み込んでくれるような。

ブリザードの中
地平線の彼方に
ポツリと
家の灯を 
見つけたような。

生きてると
こんないい作品にも出会える・・・

過去に描かれた作品の印象も
そこは変わらない。
ご本人は あれこれと
気にしておられるようだが
そこじゃないんだ。

作家のもつ
「感性」と「想い」
そこからくる
「作風」
これは唯一無二のものだ。


編集サイドは安易に
「今売れているもの」
を要求する。
人によっては
大義名分の元に
「自分の好み」を押してくる。
よく聞く話。

受け、流しながら
描きたいものは押せ!
その作品は
その作家にしか描けない世界だ。


言いたいことが渋滞。
お約束の
「魔法使いの、煮込んでいる鍋の中身」状態。

早く続きが読みたい。
一気に読みたい。
そんな読者のエゴもある。

マンガを描く、生み出す
内面の混沌も
作業中の苦労も
身に染みて よく判る。

いろいろ あるよね。


完結まで読みたいと願う作品。
第一巻 満を持して登場。










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