ソーシャルワーク演習二日目
今日はソーシャルワーク演習二日目。
午前中は、自他の価値観を確認するワークを行った。「ある村で起きた出来事」を読んで、共感、支持、納得できる人物の順位を決めた。物語のあらすじは簡単に記すと次のようなものだ。
ある村に子どもがいる夫婦がいた。夫が戦争に行った後、妻は病気になり、かかった医者は結婚するなら治療をすると言った。夫の生死は分からないままだった。妻が牧師に相談すると、牧師は「私には神に祈ることはできても、答えは出せません。あなた自身が決めるしかないのです」と答えた。妻は結局、医師との結婚を承諾した。しかし、夫が突然帰ってきて、自分を裏切ったと妻をなじった。
私の考えでは①妻、②夫、③牧師、④医師の順番だが、他の人は①牧師、②妻、③夫、④医師にするなど、人によって何を重視するかには違いがあった。
午後は、KJ法で「精神保健福祉法とは」というテーマでイメージを書き連ねた。私がイメージした事柄は、措置入院制度に関するものが多かった。模造紙にまとめたものをプレゼン後、先生から精神保健福祉法の歴史や医療観察法についての解説が行われた。
その後、面接技法についての講義を聞き、終了までの余った時間で「高齢者の詐欺被害を防ぐにはどうすればよいか」というテーマで、グループで話し合った。
演習でのグループワークだけでなく、休憩中もグループの皆さんといろいろな話をした。すでに定年を迎えられている方から社会人2年目の方まで、幅広い年代のメンバーだったが、試験勉強のやり方、それぞれの家族、食べた昼食の話など、話題は尽きなかった。この2日間で私たちは共に合格を目指す仲間になった気がする。
だから解散したときは少し寂しかった。数か月後に再び演習があるので、その時に再会できることを楽しみにしたい。
※写真は演習修了後に餃子の王将で食べたホルモンの味噌炒め。