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白い砂糖は、茶色い砂糖を漂白しているわけではない! 東かがわ市 ばいこう堂 和三盆 製造工場
「白い砂糖は身体に悪い」そう母親は言って、
茶色い砂糖を購入していた。
「白い砂糖は漂白されている」
しばらくするとまた違う説を母がいいだした。
なんと、
「茶色い砂糖は、白い砂糖を薬で色付けしている」
というのだ。
なにがなんだかわからない。
今ネットで調べたら、「デマ」でした。
白い砂糖も、茶色い砂糖も成分的にそんなに差はないそうだ。
そんな「デマ」が飛び交う砂糖の世界。
昔ながらの伝統を守り抜いて和三盆を製造している、
東かがわ市にある、ばいこう堂さんの工場にお伺いした。
![](https://assets.st-note.com/img/1640048920850-Nw1KEEs8T8.jpg?width=1200)
ばいこう堂さんでは、もともと卸をしていたが、
和三盆を製造するところがなくなり、
自社で製造するようになった。
サトウキビの生産者も減少しているため、
自社でサトウキビ栽培の機械を購入し、
生産者に貸し出し使ってもらっている。
コロナの影響で、
美術館などに卸していた商品が売れない。
なぜ美術館で和三盆なのか。
フードプリンターを使って、和三盆に、
特別展のアートを印刷。
中には、大人気アニメ、
エヴァンゲリオンの商品も。
箱根のエヴァ屋で販売。
製造に使う型は昔はすべて木製だったが、
ほとんどが樹脂製に変わった。
木製だと木の破片などの異物が混入する可能性がある。
木製の型もあるが、取引のあるお菓子屋さん用にしか使用していない。
職人の方は素手で作業しておられるので、
ピュアスター水で殺菌。
ピュアスター水はなんと、使用後は安全な水に戻るという。
ミラクル!
![](https://assets.st-note.com/img/1640049146260-5HfUqkb01H.jpg?width=1200)
本当はゴム手袋を使いたいが、
ゴム手袋の破片が商品に混入する可能性を排除するために、
素手で作業をしている。
むかしながらの製法で作っているので、
安心して食べていただける。
ふるさと納税の返礼品にもなっているので、
気になる方はチェックしてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。