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一歩進んでみる子離れ
じぶんでやるのっ!!
はい。そこまでおっしゃるならどうぞ。
できない〜!!
あ゛ぁぁぁ~じぶんで〜(号泣)
これに何度付き合ってきただろう。
なるべく自分でやらせて、
娘かお手伝いしやすいように
家具の配置を変え
自分で~!!といわれれば
時間が許す限り付き合ってきた。
ころぶならころべ。
起き上がり方がわかんなかったら
教えてあげるから。
くらいの気持ちでいた。
成長は早いもので
着替えも暮らしのお手伝いも
出来るようになった7歳の娘。
しかし、YouTubeをみてひと言
私も人気者になりたいなー
あーピアノやりたいけど、わたし出来ないし
お金たくさんあるんだろーね、
いろんなところいけていいなー
この何気ないひと言が私の癇に障った。
てめぇ….
YouTobeゴロゴロ見なから何ぬかしてやがる
生活の一部を切りとったものをみて
きめつけるな。
この人たちは仕事でしてんだ。
あなたがゴロゴロしている間にも
努力とも思わない努力をしとるんじゃ‼️
その後、言葉をオブラートに包みなからも
ぐちぐちと説教をはじめてしまった。
あーしまったと思った頃には、
娘の目には涙が溜まっている。
なんでも「じぶんで〜」と泣きわめき、
失敗を何度もしながら挑戦し続けたあなた。
成功すれば自信に満ちあふれた顔で
ママできた!
とハグをしてきたあなた。
どこへいってしまったのだろう…。
悪魔のような天使から
人間に変わってしまった。
でも、ふと思う。
人生のんびり楽しく暮らしていても
試練は向こうからやってくる。
遅かれ早かれやってくるのだ。だれにでも。
娘の浅はかな考えは仕方ない。
まだ小学生だもの。
私も娘の将来を案じて
小言を言ってしまうのは
子離れできてない証拠だ。
もう一歩娘から離れてみよう。
転ぶよ。ではなく
転べ。の精神で。
そっと見守り、
転んで振り返った時は
起き上がり方を一緒に考えよう。
後ろに転んでも
前に転んでも
起き上がれば自信になる。
大丈夫。
だから今日からまた一歩
あなたから遠ざかる。