”毎日のこと”はがんばらない~心地よい隙間をつくる
いつもなぜかがんばってしまうあなたへ。
私は小さいころから両親やまわりの大人から「がんばりやさんだね」と
言われ続けてきました。自分では「誉め言葉」と信じていて、
母から笑顔で「がんばりやさん」と言われると
嬉しくそして誇らしくもありました。
しかし、大人になってみると
「がんばること」が当たり前になってる自分がいました。
・空回りする時が多い
・無意識に力が入ってしまう
・「がんばる」以外の選択が浮かばない
いつの間にかわたしを苦しめる言葉に変わっていたのです。
がんばることでのつまづき
高校生のときから、自分が何をしたいのかがわからなくなり
がんばっていれば何かに導かれるように道が開けると思っていました。
しかし、結果はその逆で
どんどん自分が思っていた理想の方向とはずれ
苦しい道を選択していってしまったのです。
家庭を持っても”がんばる”ことは続き
とうとう力の抜き方すら忘れてしまい最終的に”燃え尽き症候群”となり
自宅のベランダから下を見てしまう日が続きました。
立ち直るきっかけ
立ち直るきっかけは”理想”を書き出すこと
・どういった暮らしがしたいのか?
・いつもどんな自分でいたいのか?
・行きたい場所はどこ?
そこで気づいたのは
・自分の時間を欲してること
・心穏やかに暮らしたいこと
・家事の時間を減らしたいこと
その時は介護と子育てのダブルケアでした。
その中で、じぶんの時間を捻出することは”できない”と
あきらめていたのです。
しかし、ここで
家事の時間を短縮することで、自分時間の捻出ができると気づき
少しずつ家事の短縮・家の片づけをはじめました。
もちろん夫に相談して、お掃除ロボットや食洗器を導入してもらい
機械にまかせる選択も取り入れました。
日常をがんばらない選択
”力をいれずにできる家事”に変えていくことで
・やりたいことをする力
・介護や子育てへの心の余裕
と繋がっていったのです。
燃え尽き症候群になったときは
「こんなにがんばってるのになぜ現実は楽にならないの?」と
自分のこれまでの人生すべてを悲観していました。
しかし、今は
「かんばり続けたからこそ、その辛さや解放してあげる大切さを
知ることができた」と思えます。
今は”毎日すること”はがんばらない。
力の抜きどころを探しながら生活をしています。
緩めてあげると
そこには自分だけの心地よさが入る隙間ができます。
本の紹介
最後に本の紹介です。
がんばりやさんのあなたへオススメしたい1冊
「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本
最後まで読んでいただきありがとうございます。
Voicyにて声での配信もしております。
家事や通勤時間のお供にしていただけると嬉しいです。