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かゆ〜い虫刺され〜食べ物と身体の不思議な関係

こんにちは。薬膳家のひろみです。

花を育てることが大好きな私。
先日、花壇に夏の草花をお迎えしました。
涼しくなった夕方に、花の植え替えをしていたため、
もれなく蚊にさされました(^_^;)
蚊も元気に動き出す時間帯ですよね。

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蚊に刺されて、かゆみが長引くことが悩みのタネでした。
皮膚科から処方されるかゆみ止めでも、効かないことも。


かゆみがあるということは、
身体に余分な熱があるということです。

身体は食べた物で作られていますので、
余分な熱がこもるような食べ物を、普段から口にしていたと
考えられますね。
とくに胃に熱がこもると様々な不調をきたします。
異常食欲、胃炎、口内炎、口臭、肌荒れ、皮膚の痒み、、、


<毎日の食事で始めたこと〜薬膳の考え方から>

・胃熱がこもる食べ物の食べ方を変えた
胃熱がこもりやすい食べ物の代表格は、『甘い物、パン、ラーメン、肉』。
お肉以外は、平日はお休みをして土日に思う存分楽しむ。
そのようなスタイルに変えました。

思う存分食べるというのは、心を満たす役目があります。
罪悪感なく楽しむと、徐々に食べたいと思う量が減ってくるから不思議でした。

・胃の修復を心がけた
長芋のすりおろしを平日は連続して食べて、土日はお休みしました。
胃が不調なままだと、食べた物から栄養を消化吸収できない状態が続きます。
栄養を消化吸収できるようになれば、気(エネルギー)や血(血液)を作り出せる身体になり、やる気、元気も湧いてきます。
血が増えることで、体液が増えて身体に潤いも戻ってきます。
体液が増えると、身体のなかで優勢だった熱が収まり、熱がこもっていない状態になります。

・消化を促す食材の食べ合わせをするようにした
鶏肉にはネギ、牛肉にはじゃがいも、豚肉には生のキャベツなど、消化の組み合わせはたくさんあります。
なかでも大根おろしは、どれにでも対応できる万能野菜ですので、積極的に食べました。
(ただし、生の大根にはエネルギーを下げる作用があるため、気分が落ち込んでいる時には不向きです。)


コツコツとこのような食生活を続けていくうちに、長引く虫刺されのかゆみに悩むことがなくなりました。

また、掻いた跡や、傷跡がなかなか消えなかったのですが、この悩みも解消されていました。

傷跡が治りにくい原因は、血が足りていなかったためと考えられます。
胃が不調だったので、血を作り出せず、皮膚の表面まで栄養が行き渡らなかった状態でした。

胃の修復が進んで、血を作れる身体になったおかげで、傷の回復も早まり、肌の艶も出てきて思いがけず嬉しいことがいっぱいになりました。

食べ方と胃の修復が相まって、夏のお悩みが解消されました。

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