【デート会!?】父(休戦中)と呑む@京都
相当珍しいことに、父親とサシで飲んできたのでリアルな感情を📝
私は親とは基本的には仲良いものの、父親とは実はでっかい戦争くらいの喧嘩(25年以上生きてきて初)をしてから2人で会うことはなかったのですが、
とある家族の用事から2人で京都に行くことになったのでその記録。
ちなみにその喧嘩からまだお互い謝っていないので、
絶賛休戦中のまま、飲むことに。
私は本当に人と揉めないタイプだけど当時は憎むほど喧嘩した父、
やっぱり私はこの人の子だし、心優しい穏やかな母よりだいぶ京都出身の意地悪い父の血を受け継いでいる、と実感した旅だった。
(2人とも干支までいっしょだしなー?🐯)
2人で京都で集合。
京都は父の実家なので、隔月くらいで行っている。(ありがたい話)
2人でぼんやり会話なしで朝ごはんを食べて始まった1日。
ちなみに今更すぎるかもだが、京都はできるだけ卵サンドを食べた方がいい。
理由は美味しすぎるので。(からしとかしっかり入っている)
さて、問題の夜ご飯。
夜ご飯は少なくとも2時間はかかるのでまた第二次が勃発してしまわないか、恐る恐るスタート。
休戦中とはいえちゃんと場所は私の気になっていたお店、
そこら辺がやっぱりそこらの男とは違うので、
母の教育に敬意を払った。
㊗️結論、超たのしかった〜〜〜〜!㊗️
普段親子3人でご飯に行くことは多くて父と頻繁に会ってはいるけど、
その場合母がぺちゃくちゃなにか私に話しかけてくるので、
父と2人で喋ったのってすごく久々だった。
普段、寡黙な男だと思っていたけど、
やっぱり長年ビジネスマンをやってきてるだけあってしっかり喋れるんだな、と実感。
温厚な母と違って父と私は嫌いのベクトルがが一緒で、
あいつは気に食わない、日本のこの制度はどうかしている、とか、
仕事・政治・経済の普段友達ともできない話をして脳みそがサウナに行ったかのようにスッキリした🧠🈂️🧖
今思うと、喧嘩した原因はお互い相手に対する期待値が高かったからだと思う。
父は働き出した私に、自分のようなつよつよビジネスマンになって欲しい、という期待があったと思うし、
私は、なぜか家で上司みたいになった父に対して、もっと女の子の父親らしく甘くいて欲しい、という理想があって、
私が一緒にいることが耐えられなくなってしまった。
お互い普段は他人に期待しない、を徹底しているタイプなので、
初めての感情のコントロールがわからずぶつかったんだと思った。(鋭い分析)
でもあの大戦のおかげで東京に実家がある私が、
一人暮らしを始める覚悟がついて、
今の尊い生活の一つのきっかけになってくれたから人生本当になんとかなるもんだな、と。
2度と顔を合わせたくない、とすら思った人と時間も距離も置くことで、
また楽しく飲めるんだから、明るくポジティブに生きていてよかったー。
人生近くで見たら悲劇なことって、
遠くで見たら実は喜劇なんだよねー!
これは名言、覚えておいて。
そしてもう一つミニ事件が。
普段バーっとたくさん飲んで眠たくなってすぐ帰る父が、
なんと2軒目に誘ってくれた!!!
やっぱり、父も私以外で悪口の角度が同じ人ってなかなか居ないから楽しかったみたい。
たまにその発言はどうなのー?と思うこともあったけど、
(おそらく人のこと言えない)
なんだかんだ愉快な親子だった。
父と私の陸が割れるほどの対戦後、母には本当に気を遣わせたから、
父娘で2人で遠出する事実にきっと安堵していると思う、大好きな母に親孝行(?)が間接的にできたのもよかった。
まだまだ父のと歪な関係は続くし、絶賛休戦中なのは変わらないけれど、
お互い期待してしまうほど唯一無二の人間なんだろうし縁は切れないから、
これからどう変化するのかはたまたしないのか、俄然楽しみになってきた。
なにがあっても全部喜劇にできる能力を私たちは持ってるからねー♩
おしまい。