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満月の夜に癒やされよう

今夜は神秘的で大きな満月が浮かんでいます。カレンダーでは、8月4日(火)が満月となっていますが、8月3日(月)の0時59分に月は満ちますので、3日の夜が満月と言ってもいいでしょう。

4日の夜、ヨガインストラクターMarie先生の満月ヨガにジョインさせていただき、お月さまの瞑想会をします。2014年に『高野山に伝わるお月さまの瞑想法』(祥伝社黄金文庫)を世に送り出してから、さまざまなヨガの先生とコラボレーションイベントをしてきましたが、ここ数年はお休みしていました。その間に自身の入院・手術などもあり、ようやく心身ともに落ち着いてきたのです。3年ぶりの開催となります。

Marie先生とは、2015年の山形県・羽黒山宿坊リトリート以来。実に5年ぶりです。現在はニュージーランド在住のため、しばらく一緒にできないなと思っていたのですが、オンラインZoomという手段でこの度めでたく開催! とても嬉しく思います。


瞑想のワンシーンがモヘンジョ・ダロの遺跡に?

突然ですが、人類が「瞑想」をはじめたのはいつからでしょうか。お釈迦さまの時代? いえいえ、もっとずっ〜と前なんです。
紀元前2600〜紀元前1800年ごろに栄えたインダス文明。その最大の遺跡である「モヘンジョ・ダロ」は覚えていますか? 子どもの頃、学校の教科書で目にしたことがあるかと思いますが、そのモヘンジョ・ダロの遺跡の中に、人が足を組んで、瞑想の坐法をしている彫刻が発見されています。人類は、5000年も前から瞑想を行っていたことになります。

お釈迦さまの時代は、さらに時を経て、紀元前450年〜紀元前380年ごろ。お釈迦さまはブッダガヤの菩提樹の下で瞑想をし、悟りを開いたことは有名ですね。

私がお伝えしている“お月さまの瞑想法”は、1200年前に弘法大師・空海先生が日本に伝えた、密教の瞑想法・阿字観(あじかん)の中の、「月輪観(がちりんかん)」がベースです。現代人が自宅でも一人で行えるように、高野山で瞑想を教える川上修詮師に監修をお願いし、アレンジしています。

ヨガ&瞑想イベントをやる際は、瞑想中、私が声で誘導しますので、「瞑想は雑念がじゃましてなかなか集中できない」という人も、瞑想しやすくなると思います。(今回はZoomなので個々のPCの音声差の観点から、音楽は使いませんが、対面イベントの場合はいつも瞑想音楽を流しています)


単なるフィットネスではないヨガの原点

では、ヨガはどこから来たのでしょうか。ヨガは密教同様に、古代インドが発祥です。もともとは心と体を鍛えるための修行のツールでした。

「Yoga(ヨガ)」という言葉は、「馬に馬具を付ける」とか「結びつける」という意味を持つ、「Yuj(ユジュ)」 から派生した名詞です。「馬を制御するように、心と体を自らコントロールする」という意味が含まれています。

米国・ニューヨークで流行ったフィットネスを目的としたファッション性の強いヨガは、日本でも流行り、女性の習い事として定着しました。ヨガマットなどのブランドグッズが売れたり、ヨガタレントなどもどんどん出てきて、商業的要素が強くなった時代もありましたね。
ヨガは自分の心に向き合わずして、成り立ちません。現在は、ストレッチやダイエット目的を超えて、ヨガの原点である精神性も重視されるようになり、ヨガに瞑想を取り入れる人が増えてきています。


◎Zoomオンライン「ヨガとお月さまの瞑想会」は、8月4日の19時半からです。もしご興味がありましたら、お気軽にご参加ください。

<日時> 8月4日(火) 19:30ー21:00
<内容> ハタヨガ(75分)、お月さま瞑想(15分)
<料金> ¥ 2,000
<お申し込み>
E-MAIL
inner.harmony.222@gmail.com

詳細はこちら。











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