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文フリ香川、めちゃくちゃアツかった

祝!四国初開催!の文学フリマ香川

文フリ自体は今年2月に開催された広島が初で、それがめちゃくちゃ楽しかった。そこで香川で開催があることを知る。

これは行ってみたい……

愛媛からだったら車で行けるし(広島はフェリーで向かった)、何より四国での開催初回の記念すべき時に行けるのは貴重すぎる。

早々にスケジュールに予定を入れ、7月28日が待ち遠しかった。Webカタログがオープンする日時を覚えてその日を迎えるとすぐカタログを見てチェックするくらいには楽しみにしていた。

「あっ、知ってる作者さんがいる…」「えっ、この人出るの…?」と驚きも混じりながらざっくりと目星をつけていく時間からもう楽しかった。

そしていよいよ当日。夫と友人2人、4人で会場まで向かう。開場から1時間ほど経った12時過ぎに会場着。あえてスタートをずらして向かったけど、開場前は100人が列をなしていたということから、出遅れたか…?と後で少し焦った。

オープンから1時間経ったし会場空いてるだろう、という見込みは大外れ。会場は思いの外出店スペースで埋められている上に、狭い通路には人、人、人。立ち止まると通行が困難になるくらい人でごった返していた。

もっと余裕持たせても良いのにとも思ったけど、出店の申し込みが枠を上回る数だったため、枠を増やした結果こうなったんだろうなという想像がついた。見本誌コーナーも会場外にあるくらいだったからけっこうカツカツだったんだろう。

それでもここに集まっている人たちは自分の好きな作品との出会いを楽しんでいたり、出店側も好きなもの、伝えたいものを届けようとしている、その熱量があの空間にいるとダイレクトに感じられて、普段人口2000人のまちに住んでいる身として、なかなか感じることのない刺激的な時間を過ごせた。

やっぱ、好きなものに対する熱で溢れてる空間・イベント、め〜〜っちゃ楽しいな!

買った本紹介


ほぼエッセイ。

・こりおり舎 さん

しまなみ海道の大島にある本屋さんが文フリ出店。名前は聞いたことあったけど行ったことはなく、出店されるならブース覗いてみたい!とお邪魔してきました。オリジナルのZINEのほか、委託本など多数取り扱いアリ。私が購入したのは「MUSIC JOURNAL」。二人の音楽好き女性がコロナ禍に交わした絵日記を本にしている作品。見本を見せてもらうと、手書きの文章、イラストが可愛い!日記と合わせて曲の紹介もしてるんだけど、CDジャケットもイラストで描かれてる細かさに一目惚れして即購入。私自身もコロナ禍での音楽・ライブに対する鬱屈とした想いを抱えていたので共感した。

・ひらいめぐみ さん

「転職ばっかりうまくなる」を読んで、これがめちゃくちゃおもしろかったところに文フリ出店を知り、作者さんに会えるんだ!とどきどきしたのが1ヶ月前。なかなかうまく本の感想を伝えられなかったのはもどかしかったけど、直接伝えられてよかった!いろんな理想についてのエッセイ「理想」を購入。これから読むのが楽しみ。

・アジフライ帝国 さん

「本は簡単に作って良い」を購入。本を作る目的、出店した感想、かかった費用などいろんな人のケースを掲載されていて参考になった。本を作るのを後押ししてくれる一冊。楽しく本を作られているんだろうな、というのが伝わった。私が購入した時は作者さん本人はおらず、売り子さん?だったのでまたご本人ともお話してみたい。

・#高知の歩き方 さん

「高知の日曜市の歩き方マップ」を購入。広げるとA2?サイズのマップになって可愛いイラストとともに日曜市の名物商品の紹介、買い物におすすめな時間帯、持って行っておくと良いものなどを教えてくれているめちゃ親切なガイドマップ。高知は行ったことは何回かあれど、日曜市は行ったことないからこれを機に行ってみたい!

・斜線堂有紀 さん

プロの小説家さん。以前から名前は聞いたことがあったけど小説は読んだことがなく読みたいと思っていたところにカタログで名前を見つけて「まさか…」と思ったけどやっぱりご本人でした。よく文フリには出られているみたい。「月曜日が好きだと君は言うけれど」を購入。私がスペースに向かった時は一つの作品があと数冊、という感じでこの本しかなかったのかな…と思ったけど、後からSNSでお品書きを見ると他にもあったみたい。早々に売り切れてた…!あと、少女歌劇レヴュースタァライトのオタクの私はスタァライトの監督の新作(情報が少な過ぎてわからないけど脚本が斜線堂先生なのはわかっている)、ラブコブラ(※仮タイトル)も楽しみにしてます、と伝えられた。これは言いたかった!

・BOOK遍路をつくる会 さん

「わたしの推し本屋」は12人のライターさんが四国の好きな本屋について書れている合作。それぞれ個性が出ていて同じ本屋でも好きなポイントが違っていて面白かった。私が書くとしたらどこかな〜と考えてみたり。委託本の「FULL本屋」は香川の完全予約制古本屋「なタ書」の実録漫画。ちょうど、最近「なタ書」の店主が寄稿されている本を読んで興味を持っていたので詳しく知れてよかった。漫画がシンプルにうますぎる。


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