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高業績チームはここが違う:読書ログ

こんにちは、原田です。
今回は、「高業績チームはここが違う」の読書ログを共有していきます。

この書籍は、1年次の授業にて共有いただきずっと気になっており、先月やっと読めた本でした。(そしてまとめるのにさらに一か月…笑)
こういう本いっぱいあるので、順次投稿できればと思います!

読んだ本:

サマリ:

個人の経験や勘に基づく方法論でなく、成果を上げているチームからのアンケートや現場の管理職からのインタビューで得た膨大なデータを収集・分析し、“科学的にチーム力を上げるための仕組み”にアプローチ。

amazon商品紹介ページより

学び①:
チームワークに変化が求められている

まず最初に語られていたのは、チーム力の変化についてでした。
仕事の仕方が変わってきているため、チームワークに変化が求められていると語られています。(2019年の本なので、コロナを経てさらに変わっていそう…)

個人的に興味をひかれたのが、グローバルと日本文化の融合です。「助け合い」「協力(共創)」はそのままに、「コミットメント」「フラット」「議論」が追加されています。責任曖昧がゆえの助け合いや協力と考えていたため、今融合が求められていることから、チームワークの変化も過渡期にあると感じました。

学び②:
チームワークを見るポイント

次に気になったところは、チーム力を上げるために必要な5つの取り組みについてです。「チームワークが課題」となると、コミュニケーションの機会を増やして仲良くなる(ちょっと前は飲み会とか…笑)に飛びついてしまっていることに課題感を感じていたので、この3段構造が理解しやすい&説明しやすいので、大変役に立ちそうだと思いました。

特に、コミュニケーションについて、なんのためにどうなっていたら良いのか、大変わかりやすいです。目指すべきは「遠慮なく会話できる土台をつくること」であると学びました。
(チームに悩んでいる人は、この取り組みを見るだけでも突破口について考えられそう…!)

学び③:
チームワークを向上させるリーダーシップ

最後は、リーダのスキルです。先にリーダーシップが土台にあるということは述べられていましたが、チームの成果を上げるリーダーシップを発揮するために、リーダーが保有するべきスキルについて扱われています。

この章を読んでいた時に感じていたのは、「うわ~私、リーダーのスキルって一側面からしか見れていなかったかもしれない…」というショックでした。社会人の学びに携わってきていますが、改めてリーダーたちにはこのスキルを身に着けるような教育機会が提供出来ているのだろうか…と考えさせられました。まら、一側面ができていないから「ダメ」という声があがる場合もあることを考えると、網羅的に考えるための知識補完の重要性を改めて認識しました。

感想:

チェックシートや図解による現状把握など、明日から使えるツールが豊富な一冊でした。また、現場を研究目線から解説したコラムが秀逸で、個人的にはわくわくしながら読み進められました。(もしLFPでチームワークを扱っていたらバイブル化していそう…笑)チームワークについて、もう一段解像度高く話せるようになった気がします!!

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