萩原恭次郎と「日比谷」
次回の文学フリマの開催地は前橋である。実ははじめ出店参加するつもりはなかった。私の住む関西からかなり遠いという漠然とした印象があり、なじみを感じなかったのが理由のひとつだ。しかし文芸思潮の五十嵐編集長から前橋でもコラボ出店しましょうと誘われ、それならと応諾したのだ。そうしたら五十嵐さんのメール「では、群馬でお会いしましょう」。え?と思った。正直なところ。実は前橋が群馬県だとはピンときてはいなかったのだ。
前橋に住む人には不愉快かもしれないが、私だって似た経験ならたくさんある。