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朝の窓は銀紙に包まれて
自分に目玉があったのを思い出す
朝の体は野望に満ち
ただ金平糖ほどの腹痛をもつ

電気ポットの湯気を見つめて
蛾のようにじっとしている恋人

勤行の鐘せわしなく打ち
ぼろふふう
屋根の何羽かの鳩が呻いた

気高き二杯の白湯
どんな酒よりいい

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