作るの大変だったアルミアケコン
今度のアケコンは
前回のnote記事でどんなの作るか書きましたが、
・PicoH使用
・自作配線
・レバーレスとの切り替え
・アルミケース
・キーディスプレイ
と、こんな構成
Rasberry PicoH
普通にアケコン組む分には4分の1のピンは使わないので40ピン中の30ピンくらいでピンヘッダ取り付けても良いのですが、OLED使うのでPicoHのままで使用します。90度曲がったピンヘッダとかも試してたんですが、そうすると底面か上に付ける必要があるので、いや側面取り付けでええわってなりました。
自作配線
PicoHを使うので、配線は主にQIコネクタを使用。配線ミスって長さ足りないなってなったところとかも全部QIとファストン端子を経由して延長してます。配線の分岐部分(レバーと移動ボタンの分岐)に関してもファストン端子(オスだったりメスだったり)でまとめています。ですので配線ではんだ付けしているような箇所は無いです。
レバーレスとの切り替え
前回もやりました。前は端子台と20pinを同時に使うことでレバーとレバーレスの移動を分けてましたが、今回は分岐。基本的には前やった時と一緒で、方向ボタンのGNDのケーブルがチェーンしているのでその大元をオフにして無効化しています。左上がHOMEボタンで、青いボタンはレバーレス用のパリィボタンですけどその辺も無駄に連結しています。UFBでは配線自作しないと無理だった(20pinや端子台にはなくてPHコネクタにある)L3R3も自作配線で誤魔化します。
アルミケース
タカチのアルミケース。YM-350。本当は300で実際300で良かったと思いますが、なんか店舗に行ったらあったので大きい方が良いかなってなって…。穴開け自体はホールソーで行けましたが、OLEDの部分は長方形に開ける必要があってモロに失敗しました。
キーディスプレイ
キーディスプレイ。現在の入力がわかります。GP2040で勝手にやってくれるやつなので文句は言えませんが普通のアケコンの8ボタンまでしか表示してくれない。なおアルミケースへの穴あけは失敗!すっげぇ斜め。
設計から製作について
そう言えばあんまり言及したことは無かったですが、自分のアケコンの穴あけ前の方法。
CADで設計
RootProCAD Freeで設計して、原寸大でPdfファイルに印刷します。ボタンの穴は24mmや30mmの円と同時に実際のボタンサイズでも書き込みます。落ちないように本当はもっとサイズデカいですから。そこを考慮しないとほかのボタンと干渉します。
ネットワークプリント
うちにはプリンターもないし、なんならあったとしてもA3で印刷できないのでコンビニでプリントします。もちろんどうにか原寸大で。
マスキングテープで貼り付け
CAD設計の段階で外装のサイズで線引きしておいて、カッターでカットしていきケースに合わせます。自分の使っているカッターでカットするようの物差しがあると便利です。金属でガイドがあるやつ。シートをアケコンのガワに合わせたらマスキングテープで固定します。セロハンテープとかでもいいけど剥がすのめんどいのとマステを持ってたからマステ。
ピンバイスでマーキング
設計の段階で穴の中心をマークしておいてそこを、ピンバイスでマーキングします。削りカスが出るのでこのタイミングで完全に穴を空ける必要はないです。ここでは2mmのドリルで穴を開けています。
より大きな穴で穴を開ける
2mmの穴でホールソーを開けるにはガイドとして安定性に欠けます。その為、3mm、4mmと段階で穴を大きくしていきます。4mmくらいの穴を開ければホールソーで開けやすくなります。
ちょっと待って
というのが本来の流れなんですが、背面のUSBのレセプタクルコネクタとかレバーレスのスイッチとかは無設計で適当な位置に配置して穴あけしてます。基盤の位置も適当に決めて適当に設置します。この辺は気が向いたときにやります。
ボタンハメ
ボタンと一緒にレバーもあればここでハメときます。基本はここで基板もね。
配線
ここで配線だ!って言いたいとこですが、実は先にちょっと配線に手を出してたり。GNDチェーンとか無駄に先にやってました。
完成
テストしたらなんやかんやで完成。
使ってみた感想
結構悪くない。今回L3R3を上下に配置したのですが、前回作った時には下にあるボタンはL2と同じものでした。なので毎回キーコンフィグするのも面倒なので前回のやつの配線を今回のに合わせる予定。ファストン端子の延長作るかな。
次回
今回スタートボタン押しながらブラウザアクセスすればキーボードに変えられると知ったので次回は、アケコンの攻撃ボタンだけの部分の形をしたテンキーでも作る予定