自分の葬儀について考えてみた

自分は無宗教だ。といっても宗教を否定的ということではなく、宗教そのものは信者の人にとって心の拠り所になっているわけだから、それだけで存在意義があるものと思っている。

母は信心ぶかい人で、自分が子供の頃は母が唱える「南無妙法蓮華経」を毎日耳にしていた。「いんなあとりっぷ」という冊子が昔は家に届いていたので「霊友会」に入っていたのだと思う。いつの間にか届かなくなったので「霊友会」は退会したのかもしれないけど、お題目は唱え続けていた(実家を出る30年前までは)。

だから父と母の葬儀の際は、葬儀業者に頼んで日蓮宗のお坊さんを呼んでお題目を唱えてもらい、戒名もつけてもらった。だけど、自分の葬儀では読経をして欲しくないし、戒名もつけてもらいたくない。火葬の時に家族が見守ってくれるだけでいいと思っている。

そんなことを思いつつも、お経を唱えてもらうのではなく、自分の好きな
My Chemical Romance の "Welcome to the Black Parade" を流しつつ、サビのところで子どもたちが ”We'll carry on, We'll carry on" と合唱してくれる式なら是非やって欲しいと考えている。
エンディングノートに残そうと思ったけれど、そんな遺言されても困るのは子どもたちだからやめておくけど。


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